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土木学会誌

論文・講演などの募集

17.西部支部「第5回土砂災害に関するシ ンポジウム」の開催と論文募集


近年,2003年九州豪雨災害,2004年新潟・福島豪雨災害, 2004年台風23号災害, 2005年宮崎豪雨災害,2006年鹿児島県北部豪雨災害,そして2009年中国九州北部豪雨災害など毎年のように豪雨災害が頻発しております。しかも人的被害の多くは土砂災害に起因したものです。このような状況の中,土砂災害防止法が2001年に施行され,地方自治体では土砂災害警戒区域などの指定が進められています。そのため,指定地域では警戒避難体制の整備などソフト対策の充実が迫られており,土砂災害の予知・予測の精度向上が急務となっております。
土木学会西部支部では,2002年度から,「土砂災害に関するシンポジウム」を隔年で開催し,土砂災害の危険度評価や予知・予測法などについて広範な分野からの参加を募り,学際的見地から発表・討議を行って参りました。2008年度は,全国から,35編の研究発表と200名を越える研究者・技術者・防災行政担当者の参加を得て発表・討議を行いました。従いまして,2010年度におきましても,砂防,地盤,河川,水文・気象,地形・地質,防災工学など広範な分野からの参加を募りシンポジウムを開催することといたしました。
奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。
(実行委員長 山口大学 古川浩平)

・主催

(社)土木学会西部支部

・後援

(社)砂防学会,(社)地盤工学会,(社)日本地すべり学会,水文・水資源学会,日本応用地質学会,日本災害情報学会,日本自然災害学会

・開催期日

2010年8月10日(火),11日(水)

・開催場所

山口大学工学部 C11教室
(〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1 Tel:0836-85-9005)

・ 論文締切

2010年5月14日(金)

・論文投稿料

無料

・参加費

3,000円(会員,非会員を問いません。論文集代2,000円を含みます。)

・論文課題

(1) 豪雨・地震に起因して発生した崩壊,土石流,地すべり等に関する調査あるいは研究
(2) 斜面の監視システム,モニタリング技術に関する調査あるいは研究
(3) 土砂災害の警戒避難,情報伝達などソフト対策に関する調査あるいは研究
(4) 土砂災害を引き起こした豪雨の気象特性に関する調査あるいは研究
(5) 砂防ダムなどのハード対策に関する調査あるいは研究
(6) 土砂の生産・流出・氾濫に関する調査あるいは研究
(7) 土砂の侵食・流動・堆積に関する調査あるいは研究
(8) ダム堆砂,流域の土砂動態,総合土砂管理に関する調査あるいは研究
(9) その他,土砂災害,総合土砂管理に関する調査あるいは研究
※災害報告,資料解析,現地調査など現場からの生の報告・論文を歓迎します。

・論文体裁

(社)土木学会西部支部ホームページに掲載します。

・査読

全文査読を行います(使用言語:日本語もしくは英語)。

・発表形式

口頭発表(使用言語:日本語もしくは英語)。

・論文提出先および問合先

橋本晴行  〒819-0395 福岡市西区元岡744番地 九州大学大学院工学研究院
TEL:092-802-3422 / FAX: 092-802-3420
E-mail: hasimoto@civil.kyushu-u.ac.jp 

・その他

参加方法は(社)土木学会西部支部ホームページもしくは支部事務局(TEL:092-717-6031, E-mail: jsce-w@io.ocn.ne.jp)にお尋ねください。
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会