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土木学会誌

催事
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13.第17回鋼構造基礎講座「鋼橋の耐震設計─ その歴史変遷、海外・他分野との比較から最新情報まで─」

行事コード:92506/ 略称:17回鋼構造基礎講座「耐震」

鋼構造委員会鋼構造継続教育推進小委員会では、土木学会継続教育 (CPD)の一環として、鋼構造の設計実務に携わる初級技術者から中級技術者を主な対象とし、第17回鋼構造基礎講座「鋼橋の耐震設計」を下記の要領で開催します。
橋梁の耐震設計は、関東大震災(大正12年)の地震動を基本として変遷を重ねてきましたが、兵庫県南部地震を受けて設計法を大きく変えることになりました。その後、続発した中越地震、中越沖地震、岩手・宮城沖地震の地震動と比較して兵庫県南部地震クラスの地震動は特別なものではなくなってきています。本講習会では、橋梁の耐震設計の変遷(歴史)を改めて整理し、海外(ヨーロッパ、アメリカ)や他分野(建築、機械、原子力)との耐震設計の比較を行うとともに、橋梁の耐震設計には欠かせない支承やダンパーの種類や設計法、施工上留意すべき事項、また防災についても最新の情報を紹介致します。
橋梁の耐震設計をこれから勉強したい方、耐震設計に関する課題で悩まれている方など、ふるってご参加下さい。

・主 催

土木学会(担当:鋼構造委員会 鋼構造継続教育推進小委員会)

・期 日

2009年11月16日(月)10:00〜17:30

・会 場

土木学会 2階 講堂(東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内)

・定 員

80名程度

・参加費

正会員5000円、非会員6000円、学生3000円(テキスト代を含む)

・プログラム

司会  金子 傑(鋼構造継続教育推進小委員会)
10:00〜10:10   開会の挨拶
五十畑 弘 (鋼構造継続教育推進小委員会 委員長)
10 :10〜11:10   橋梁の耐震設計の変遷(歴史)
関東大震災から兵庫県南部地震直後
兵庫県南部地震から中越地震、中越沖地震、岩手・宮城沖地震と未来への展望
前原 康夫(八千代エンジニヤリング)
矢部 正明(長大)
11 :10〜12:10   耐震最新情報:支承,ダンパー
今井 隆(ビービーエム)
姫野 岳彦(川金コアテック)
12 :10〜13:10   昼食休憩
13 :10〜14:10   耐震最新情報:中国四川省地震の概要と橋梁の被害
竹田 周平(福井工業大学)
14 :10〜15:10   他分野(建築、機械、原子力)における耐震設計との比較
中島 正愛(防災科学技術研究所)
15 :10〜15:20   休憩
15:20〜16:20   耐震最新情報:防災
目黒 公郎(東京大学)
16:20〜17:20   欧米における耐震設計との比較
川島 一彦(東京工業大学)
17 :20〜17:30   閉会の挨拶
杉本 一朗(鋼構造継続教育推進小委員会)
なお、当日の講演内容、時間、講演者、講演順序等につきましては、都合により変更の場合がありますのでご了承下さい。

・申込方法

学会誌綴込みもしくは土木学会ホームページ内(http://www.jsce.or.jp/event/active/form.pdf)の「本部参加申込書」に所定の事項(特に行事コード番号)を明記のうえ、研究事業課行事担当宛にFAX(03-3355-5278)でお申し込み下さい。申込書到着後、開催1週間前までに「参加券」をお送りいたします。
土木学会個人会員は方は土木学会ホームページ
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)から申し込みが出来ます。
※申込みに関してのお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございますのであらかじめご了承ください。なお、締切日以降の事前受付はいたしません。ただし、定員に余裕がある場合のみ、行事当日に会場で受付いたします。
(2)お申込み後、やむを得ずキャンセルされる場合は、必ず開催日の1週間前までに下記「申込問合先」にご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費を徴収させていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブルの原因となりますので固くお断りいたします。

・申込期限

2009年11月2日(月)

・問合先

(社)土木学会鋼構造委員会(事務局担当:佐々木)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内 TEL 03-3355-3559

・詳 細

http://www.jsce.or.jp/event/frameset.htm
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