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土木学会誌

催事

19.材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会「成果報告会」


・主 催

(社)土木学会関西支部

・日 時

平成21年11月4日(水) 13:00〜17:00

・会 場

建設交流館  7階702号室
〒550−0012 大阪市西区立売堀2-1-2
TEL(06)6543-2551,FAX(06)6543-2050

コンクリート委員会「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会」(委員長:下村 匠(長岡技術科学大学))では,塩害による鉄筋腐食など,供用中の環境作用により劣化したコンクリート構造物の力学性能の評価に主眼を置き,これに関連する技術的・学術的諸課題について,2004年5月より2期4年半にわたり組織的・体系的な調査研究活動を行ってまいりました.2期目では,劣化構造物の性能評価のためには,実験技術の一般化,信頼できる実験データの取得,ばらつきの把握が不可欠と考え,鉄筋腐食させたRC梁部材の力学性能に関する共通試験(ベンチマークテスト)を実施したことが特徴です.その結果を踏まえ,劣化した構造物の調査方法,構造解析手法,および信頼性設計の考え方を導入した構造物のマネジメント手法を研究してまいりました.産官学より集まった総勢50余名の若い委員の精力的な活動により,価値の高い成果を取りまとめることができたと考えております.
このたび,5月に土木学会講堂にて開催されました成果報告会に併せまして,標記報告会を関西地区でも開催し,同地区の研究者,技術者の皆様に委員会の成果を報告することにいたしました.奮ってご参加いただきますようお願い申し上げます.なお,プログラムを一部変更する場合もありますので予めご了承下さいますようお願い申し上げます.

・プログラム

13:00〜13:10   開会挨拶:本委員会の背景.目的,活動概要
小委員会委員長 下村 匠(長岡技術科学大学)
13:10〜14:05   材料劣化を生じたRC部材の構造性能に関する共通試験
山本貴士(京都大学),大屋戸理明(鉄道総合技術研究所),
三方康弘(大阪工業大学)
14:05〜14:45   構造性能評価のための計測技術
加藤佳孝(東京大学),松山公年(日本工営)
14:45〜15:00   休憩
15:00〜15:40   確率的あるいは確定的手法を用いたRC構造物の性能評価手法
鶴田浩章(関西大学),日比野憲太(原子力安全基盤機構)
15:40〜16:15   非線形解析による鉄筋腐食の生じた構造物の構造性能評価
上原子晶久(弘前大学),斉藤成彦(山梨大学)
16:15〜16:50   調査結果に基づく実構造物の構造性能評価(ケーススタディ)
斯波明宏(三井住友建設),高橋良輔(山梨大学),
国枝 稔(名古屋大学)
16:50〜17:00   閉会挨拶:総括,今後の課題と展望
小委員会幹事長 宮里心一(金沢工業大学)

参加申込要領

・参加費

正会員 7,000円  学生会員3,000円  非会員12,000円

・テキスト

コンクリート技術シリーズ(参加費にテキスト資料代が含まれます。)

・定  員

60名(申込先着順)

・申込方法

(1) 土木学会関西支部ホームページからお申し込み下さい。
http://www.jscekc.civilnet.or.jp/
(2) FAXの場合申込用紙を先に送信願います。
(3) 現金書留の場合は申込書を同封して下さい。
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2丁目1番4-409号
 (船場センタービル4号館4階409号)
(社)土木学会関西支部
「材料劣化が生じたコンクリート構造物の構造性能研究小委員会成果報告会」係
Tel 06-6271-6686 Fax 06-6271-6485
銀行口座 三菱東京UFJ銀行船場支店(普)660番
郵便振替口座 00910−9−82599
口座名 社団法人土木学会関西支部
※入金確認後、参加証及びテキスト引換券をお送り致しますので当日ご持参下さい。

・申込期限

10月2日(金)必着

・申込用紙

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