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土木学会誌

募集本部

13.『土木史研究・論文集Vol・28』審査付き論文


土木史研究委員会では「土木史研究・論文集Vol・28」の審査付き論文を募集いたします。第28回土木史研究発表会もしくはそれ以前の研究発 表会で発表された講演用論文を、発表会での討議等をもとに内容を充実させ、下記要領にて審査付き論文としてぜひご投稿ください。

・論文投稿の要件

(1)事前に土木史研究発表会での口頭発表を行い、発表審査を受けていなければ、審査付き論文を投稿 することはできません。
(2)講演集に掲載されていても口頭発表が行われなかった論文は、審査の対象となりません。
(3)土木史研究発表会での講演論文との継承性については、下記のいずれかの区分に該当する場合にのみ投稿できます。
(a)継続:発表会の講演論文を元に、質疑応答時の意見を反映させた。
(b)分割:発表会の講演論文の一部に、質疑応答時の意見を反映させて執筆した。
(c)統合:発表会時は、2本の関連した講演論文であったものを、質疑応答時の意見を反映させて1つに統合して執筆した。
事前の講演発表の内容と著しく異なる、もしくは新規の内容を大幅に含む場合には、新たな講演発表を事前に行う必要があります。
(4)土木史研究論文集以外の論文集(審査付き論文集のみならず、無審査でも著名な学術雑誌)と内容が重複するような論文の投稿は認 められません。
(5)独立した内容を有する論文であれば、複数の論文を第一著者として投稿できます。

・論文投稿方法

今回の論文集より提出方法が、版下原稿郵送から電子登録に変更となりました。
電子登録の方法の詳細などは土木史研究委員会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/committee/hsce/index.htm)にてご案内申し上げま す。また、ご研究の環境によって電子投稿が困難な場合には、事務局担当者までどうぞご遠慮なくお問合せください。

・提出期限

2008年9月26日(金)17時まで(土木史研究委員会ホームページ上から)

・論文原稿の体裁

土木史研究編集小委員会が決定した「審査付論文執筆要領」および「書式見本」に基づいて原稿を作成してください。
(1)用紙体裁:A4判の用紙(210mm、上下297mm)を使用し、ワープロ・タイプを使用してください。なお最終的に採用された場合、提出 されたファイルをそのまま印刷しますので、特に図表などは十分読みとれるよう、注意して作成してください。
(2)使用言語:日本語もしくは英語
(3)頁数:最大で20頁とします。

・審査料・掲載料など

(1)審査料:1編1万円
(2)掲載料:3500円/頁(例:9頁ならば、9頁×3500円=3万1500円)著者負担によりカラー印刷も受け付けます。1頁5万円 ですが、印刷上両面カラー印刷になりますので、ご請求は1頁の場合でも10万円となります。
(3)別刷料:別途請求(50部単位)

・審査部門

審査部門については、下記の四つの部門の中から一つもしくは複数の部門を選定し、審査を受ける ことができます。
(a)史実部門
いままで公開されなかった一次資料などをもとにした「新発見」の事実を披瀝する論文です。
(b)解釈部門
二次・三次資料を活用しつつ、従前の研究を新しい解釈で再構築する論文です。
(c)萌芽部門
独自の発想に基づいてユニークな歴史研究のあり方を論ずるような研究を対象とします。
(d)重点部門
重点部門は土木史学のあり方を考えたとき、今後とも重点的に研究を進めていって欲しい分野に該当し、この分野に対して学術的に 貢献しうる研究を対象とします。数年おきに見直されますが、現在は下記の二つの領域を対象とします。
(1)土木遺産の保存・活用事例報告に関するもの
(2)長期にわたるプロジェクトの史的考証に関するもの
※各部門の詳細および審査基準は、公開されている『土木史研究論文集』査読要領を確認してください。

・審査方法

土木史研究編集小委員会で審査を行います。審査の判定は、第1回判定(2月中旬頃)で、「採用」、 「軽度の条件付採用」、「重度の条件付採用」、「不採用」の判定を行います。
このうち条件付採用の論文については、軽度か重度でその内容に程度の差はありますが、修正結果 を見て採否を判定します(再査読の最終判定は5月頃)。
採用された論文は『土木史研究・論文集Vol・28』(2009年6月頃発行)に掲載されます。なお条件付採用の論文について、さ らなる修正により採用が見込まれる場合は、当該号への掲載を見送り、次年度に同一査読者による「再々査読」を実施するケースもあります。
© Japan Society of Civil Engineers 土木学会誌編集委員会