土木学会誌
行事関西

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「ローカル・リモートセンシング技術の実用化」講習会

衛星からのグローバルなリモートセンシング技術の進歩は、これまで 知りえなかったさまざまな自然現象を明らかにし、地球規模での水域環 境、大気環境等のモニタリングばかりでなく、さまざまな分野で大きく 貢献しています。しかし、沿岸環境、河川環境や都市環境をモニタリン グ(ローカル・リモートセンシング)で対象とするのは数十mから数百m の計測領域であり、衛星データをそのまま適用するには解像度が不足 している状況です。土木学会関西支部「ローカル・リモートセンシング の実用化に関する調査研究委員会」では、沿岸環境、河川環境や都市 環境のローカルモニタリングに期待できる機器として係留型バルーン やヘリコプターに設置されたビデオカメラ、および監視用に各種施設 に設置されているITVの利用を考え、実用化に向けた調査研究に鋭意 取り組んでまいりました。このたび、その成果がまとまりましたので、下 記の要領で講習会を開催し、研究成果をご報告申し上げたいと存じま す。あわせて、沼田洋一氏(アジア航測)を講師にお招きし、航空レー ザー計測を話題にした特別講演も企画いたしました。流況観測や環境 計測の第一線でご活躍されている皆様のお役に立つ講習会になると存 じます。
ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。

主   催  :  土木学会関西支部
ローカル・リモートセンシングの実用化に関する調査研究委員会
日   時  :  2007年8月8日(水)13:00〜17:00
場   所
大阪市立大学文化交流センター
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-600
TEL:06-6344-5425
・JR東西線「北新地駅」下車、徒歩約1分
・JR大阪環状線、東海道線「大阪駅」下車、徒歩約3分
・地下鉄四つ橋線「西梅田駅」、地下鉄谷町線「東梅田駅」下車、徒歩約3分
・阪神電鉄「梅田駅」下車、徒歩約2分
・阪急電鉄「梅田駅」下車、徒歩約7分
プログラム
司会 竹原幸生(近畿大学准教授)
13:00〜13:10 開会挨拶
土木学会関西支部支部長
13:10〜13:35 委員会の経緯と活動報告
委員長 藤田一郎(神戸大学教授)
<委員会活動報告>
13:35〜14:00 ローカル・リモートセンシングの現状と課題
高野保英(近畿大学講師)
<特別講演>
14:00〜14:50 航空レーザー計測による新しい河川環境モニタリング
沼田洋一(アジア航測(株))
14:50〜15:10  
<委員会活動報告>
15:10〜15:35 淀川流域における河川流観測−表面流況と内部構造−
武藤裕則(京都大学准教授)
15:35〜16:00 時空間画像を用いた河川表面流計測とその準リアルタイム計測への適用
藤田一郎(神戸大学教授)
16:00〜16:25 高解像度海中植生リモートセンシング
森信人(大阪市立大学講師)
16:25〜16:50 極浅海域におけるローカル・リモートセンシングを利用した海底地形、海浜流、波浪の計測手法
有田守(大阪大学助教)
16:50〜17:00 閉会挨拶
高野保英(近畿大学講師)
参 加 費  :  土木学会会員5,000円、土木学会学生会員2,000円、非会員7,000円(テキスト代込み)
申込方法
(1) 土木学会関西支部ホームページからお申込みください。
http://www.jscekc.civilnet.or.jp
(2) FAXの場合申込用紙を先に送信願います。
(3)現金書留の場合は申込書を同封してください。
銀 行 口 座三菱東京UFJ銀行 船場(せんば) 支店(普)660番
郵便振替口座 00910-9-82599
口 座 名 社団法人土木学会関西支部
〒541-0055 大阪市中央区船場中央2-1-4-409
土木学会関西支部「ローカル・リモートセンシング技術の実用化」 講習会係
TEL:06-6271-6686/FAX:06-6271-6485
※入金確認後、参加証をお送りいたしますので当日ご持参ください。
定員に達し次第申し込みを打ち切らせていただきますのでご了承 ください。
※都合により、講師および講演順序・時間等に変更が生じた場合はあしからずご了承ください。

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