土木学会誌
お知らせ(募集)本部

12 
フェロー会員の申請方法について

フェロー会員は「土木分野の見識に優れ、責任ある立場で長年にわ たり指導的役割を果たし、社会に貢献してきた正会員のなかから理事 会が認めた者」と定義されています。
会員のフェロー制度は海外の学会では早くから樹立されており、イギ リス土木学会(Institution of Civil Engineers)やアメリカ土木学会 (American Society of Civil Engineers)では、学会入会後の経歴に応じ て準会員、正会員、フェロー、名誉会員と種別(grade)が変わっていく 方式を採用しています。フェローの学会員は、学会を代表するにふさ わしい技術者として認定され、その自覚をもって社会的に活躍されてい ます。
土木学会がフェロー制度を導入した目的の1つは、海外の関連学協 会との提携を一層深め、今後の国際社会で発展を続けていくための基 盤づくりを行うことであります。現に海外で活躍されるフェロー会員の 方々におかれましては、土木学会フェローの称号が高く評価されていま す。フェローの称号を贈られた会員をフェロー会員と規定することによ って、一般会員のなかにおけるフェロー会員の評価が定着し、フェロー 会員各位が高い見識と責任感をもって社会において土木の代表者とし て活躍されることを期待する次第です。
このようなフェロー会員の位置づけに対応して、正会員からフェロー 会員への申請に際しては、土木学会フェロー会員2名の推薦を必要と することといたしました。
フェロー会員になるための「長年にわたり」という定義は、具体的に は@土木分野において責任ある立場でおおむね10年以上業務を遂行 され、かつ(2)本学会員としての経歴が原則として20年以上の者という ことです。
なお、フェロー会員の会費は正会員の1.5倍と規定されています。学 会の諸活動を財政的に支援していただくこともお願いしている次第です。
イギリス土木学会やアメリカ土木学会においては、フェロー会員が 正会員の10%前後を占めています。土木学会の場合には6%強ですの で、フェロー会員として認定されるのに十分な経歴をおもちでありなが ら、これまで申請されずにおられた方々が多数いらっしゃると思われま す。今回の申請受付は下記の通りですので、有資格の会員各位がこぞ って申請されることを期待しております。

申請期限  :  2007年3月30日(金)
申請書の請求・送付先
土木学会 事務局会員課
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
TEL:03-3355-3443/FAX:03-5379-2769
E-mail:member@jsce.or.jp
※申請書は、土木学会ホームページの「フェロー審査委員会」(http://www.jsce.or.jp/committee/fellow/)からもダウンロードできますの でご利用ください。
詳   細  :  http://www.jsce.or.jp/journal/

←戻る