土木学会誌
お知らせ(公募)

17 
地震工学委員会「地震時保有耐力法に基づく耐震設計法研究小委員会」の委員公募

1995(平成7)年1月の兵庫県南部地震による構造物の甚大な被害の 経験を踏まえ、構造物の設計においては、大地震時に実際に生じ得る 地震力と構造物の非線形挙動を適切に考慮し、構造物のじん性と動的 耐力に基づいた耐震設計法の確立が非常に重要になっています。
地震工学委員会では、1997(平成9)年8月より「地震時保有水平耐 力法に基づく耐震設計法の開発に関する研究小委員会(小委員長:東 京工業大学 川島一彦教授)」「地震時保有水平耐力法に基づく耐震設 計法に関する研究小委員会(II期)(小委員長:(独)土木研究所 運 上茂樹 上席研究員)」において研究活動を行ってまいりましたが、本 研究分野に関する関心が依然として高いこともあり、研究分野ならび に小委員会委員の再構成を行い、改めて小委員会として設立すること になりました。
このたび、本小委員会の委員を公募することになりましたので、ふ るってご参加ください。

活動計画
小委員会において、以下の分野に関して研究等を実施するととも に、年1回程度のシンポジウム等の行事を企画、運営する。
1)主な研究分野
以下の分野を主な研究領域とする。
(1)耐震設計体系(性能設計法、変位ベース設計法、信頼性設計法)に関する研究
(2)各種条件下におけるRC・鋼構造部材等の限界状態の評価法
(3)構造物の非線形地震時挙動の評価法
(4)構造物全体系の耐震設計法・性能照査法に関する研究
(5)地震外力の評価法
(6)新耐震構造
(7)耐震設計法に関するモデルコードの検討
(8)諸外国(米国、ニュージーランド、ヨーロッパ)における構造耐 震設計の動向調査
(9)制震構造
(10)耐震補強
(11)地震被災分析
2)主な行事企画
(1)地震時保有耐力法に基づく耐震設計法に関するシンポジウム(年1回程度)
活動期間  :  小委員会設置後(2006年8月予定)、4年間を予定。
応募方法
小委員会委員に応募ご希望の方は、(1)氏名、(2)所属、(3)連絡先 住所、電話番号、FAX番号、E-mailアドレス、(4)応募理由、を下記 問合先までFAXまたはE-mailでお申込みください。なお、委員の選 任は地震工学委員会で行いますが、委員会の運営上、希望者多数 の場合にはお断りすることもありますので、ご了承ください。
応募締切  :  2006年7月31日(月)
問合先
〒804-8550 北九州市戸畑区仙水町1-1
九州工業大学 建設社会工学科
幸左 賢二
TEL:093-884-3123/FAX:093-884-3123
E-mail:kosa@civil.kyutech.ac.jp

←戻る