土木学会誌
お知らせ(募集)西部

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第3回土砂災害に関するシンポジウムの開催と論文募集

最近、2004年新潟・福島豪雨災害、2004年台風23号災害、そして台風14号来襲による2005年宮崎豪雨災害など、豪雨災害が頻発しています。なかでも土石流、斜面崩壊など土砂災害が群を抜いて多く発生しております。このような状況のなか、土砂災害防止法が2001年に施行され、地方自治体では土砂災害警戒区域などの指定が進められています。そのため、指定地域では警戒避難体制の整備などソフト対策の充実が迫られており、土砂災害の予知・予測の精度向上が急務となっております。
土木学会西部支部では、2002年度から、「土砂災害に関するシンポジウム」を隔年で開催し、土砂災害の危険度評価や予知・予測法など について学際的見地から発表・討議を行って参りました。2004年度は、全国から、30編の研究発表と200名を超える研究者・技術者・防災行 政担当者の参加を得て発表・討議を行いました。そこで、2006年度におきましても、砂防、地盤、河川、水文・気象、地形・地質、防災工学 など広範な分野からの参加を募りシンポジウムを開催することといたしました。
ふるってご参加くださいますようご案内申し上げます。また、一般の方々からの参加・発表も歓迎いたします。
(実行委員長 熊本大学 北園芳人)
開催期日  :  2006年8月7日(月)・8日(火)
開催場所  :  熊本市国際交流会館ホール( 熊本市花畑町4 - 8
TEL:096-359-2020)
論文締切  :  2006年5月19日(金)
論文課題
(1)崩壊、土石流、地すべり等に関する調査あるいは研究
(2)斜面の監視システム、モニタリング技術に関する調査あるいは研究
(3)土砂災害の警戒避難、情報伝達などソフト対策に関する調査あるいは研究
(4)砂防ダムなどのハード対策に関する調査あるいは研究
(5)土砂の生産・流出・氾濫に関する調査あるいは研究
(6)土砂の侵食・流動・堆積に関する調査あるいは研究
(7)その他、土砂災害に関する調査あるいは研究
※砂防、地盤、河川、水文・気象、地形・地質、防災工学などさまざまな分野の技術者、研究者、防災行政担当者からの論文を募集します。
論文体裁  :  下記にお問合せください。ただし、査読を行います。
発表形式  :  口頭発表
論文提出先および問合先
橋本晴行
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-10-1 九州大学大学院工学研究院
TEL:092-642-3288/FAX:092-642-3322(学科事務室)
E-mail: hasimoto@civil.kyushu-u.ac.jp
その他  :  参加費、参加方法は土木学会西部支部ホームページもしくは支部事務局(TEL:092-717-6031、E-mail:jscew@io.ocn.ne.jp)にお尋ねください。

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