土木学会誌
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第2回最近の大地震再考フォーラム
〜来るべき地震に備え、何を、どうする〜
平成15年9月26日の十勝沖地震をはじめ、北海道東部では幾度となく大地震が発生しています。この広大な地域を地震から守るためには地域全体の備えが大切です。積雪地域の山村・農村に大きな被害をもたらした新潟県中越地震、そして15万人以上の犠牲者をだしたスマトラ沖地震の津波被害では、大地震直後の住民避難の問題が改めて大きな注目を集めています。本フォーラムでは、防災計画や住民避難の専門家による講演や耐震工学の専門家、行政担当者を交えたパネルディスカッションを通して、地震および津波の被害を軽減するために、住民主体の避難・救援活動、住民や行政の連携や広報ネットワークなどがいかにあるべきかを確認します。
日 時  :  2006年1月30日(月)13:00〜17:00
場 所  :  釧路市観光国際交流センター(約500席)
参加費  :  無料
主 催  :  北見工業大学
共 催  :  土木学会、釧路工業高等専門学校、日本技術士会北海道支部、北海道技術士センター、北海道、釧路市、北見市、帯広市、日本損害保険協会
講 演
(1) 片田敏孝氏(群馬大学工学部教授、災害時の住民避難が専門)
演題:「住民避難からみた津波防災の課題とその対策」
(2) 鍵屋 一氏(板橋区板橋福祉事務所所長(前東京都板橋区防災課長))
演題:「地震死者ゼロを目指す防災戦略」
パネルディスカッション
・タイトル:『「ぼうさいって何?」〜みんなで考える地域の防災力〜』
・コーディネーター:高橋 清(北見工業大学助教授)
・パネリスト:家田 仁(東京大学大学院教授)
片田敏孝(群馬大学教授)
鍵屋 一(前東京都板橋区防災課長)
佐藤昌志(北海道開発局道路維持課長)
米谷好晃(釧路市総務部長)
花井淳子(釧路市家族防災推進員協議会会長)

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