土木学会誌
行事本部

cpd13.地域シンポジウム「土木建築系廃棄物のライフサイクル戦略は可能か」

環境システム委員会では、環境システムにおける地域的課題につい て、専門家、関係者を交え議論する「地域シンポジウム」を開催してい ます。本年は、土木建築系廃棄物の発生段階から資源化・最終処分ま でを通した対策をテーマに「土木建築系廃棄物のライフサイクル戦略は 可能か」と題し、北海道大学において下記のとおり開催いたします。土 木学会会員の如何にかかわらず、広くご参加をお願いいたします。なお、 シンポジウムの直前、11月3日(木)・4日(金)の2日間、第33回環境シス テム研究論文発表会(主催:環境システム委員会)を開催いたします。

● 主 旨
循環型社会は、大量生産・大量廃棄から、適正生産・適正消費へ の方向転換を目的としている。生産→流通・販売→消費→資源化・ 処理の一連の流れの中で、従来のエンドオブパイプ的対応から、より 上流側(生産者サイド)での対応なしに、循環型社会は実現できない。 本シンポジウムは、都市圏における生産活動のうち、量的に最も環 境負荷発生の大きい(廃棄物発生に関しても)建築、土木建設に焦点 をあて、設計・施工側(上流側)の取り組み、廃棄物発生後の資源化 と適正処理、の状況を報告する。また廃棄後を考慮した生産システ ム設計手法であるインバースマニュファクチャリングに関する講演を はさみ、土木建築におけるライフサイクル戦略の可能性を考える。
● 主催 土木学会(環境システム委員会)、廃棄物学会北海道支部、北海道大学COE廃棄物代謝グループ
● 日時 2005年11月5日(土)9:30〜12:30
● 参加費 無料
● 会場 北海道大学クラーク会館
● 定員 400名
● 参加申込み 事前申し込み不要
● 問合先
〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目 北海道大学大学院工学
研究科環境循環システム専攻 松藤敏彦
TEL&FAX:011-706-6827
E-mail:matsuto@eng.hokudai.ac.jp
詳細はhttp://www.jsce.or.jp/journalをご覧ください。

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