土木学会誌
お知らせ本部

21.平成16年度 岩の力学連合会「論文賞」,「技術賞」,「フロンティア賞」募集要領

岩の力学連合会では,今年度の総会で新たに表彰制度を設けることが 決定され,このたび最初の募集を行うことになりました。この表彰制度 は,平成15年3月に菅原勝彦理事長(当時)から理事会に報告された 「将来構想検討特別委員会報告書」(谷本親伯委員長)にもとづいたも ので,「岩の力学」分野の活性化と若手研究者・技術者の育成および会 員増強を目的にしています。皆様会員の方々の積極的な応募を期待して おります。
● 目的
岩の力学連合会では,「岩の力学」に関連した技術の進展に著し い貢献をした,優れた業績を表彰することにより,その成果をたた えるとともに会員の意識の高揚をはかることを目的として,「論文 賞」,「技術賞」,「フロンティア賞」の3つを設ける。原則として, 論文賞は2件以内,技術賞は2件以内,フロンティア賞は1件とす る。
● 受賞の対象
・論文賞
平成15年10月から平成16年9月までの1年間に,国内外で発 行された学協会誌やシンポジウム等で公表された岩の力学関係の論 文を対象とし,岩の力学もしくは岩盤工学の進歩に著しい貢献をし たと認められる岩の力学連合会の個人会員の作成した論文。ただし, 上記の募集対象期間から遡って過去1年間(平成14年10月から平 成15年9月)の間に,公表された対象論文と関連した論文も対象 論文と合わせて受賞の対象となる。
・技術賞
調査・計画・設計・施工・開発・防災・維持管理・環境保全等 で,岩盤技術の進展に顕著な貢献をしたもの,または,すぐれた特 色を有する画期的な業績であると認められるもので,賛助会員や個 人会員が直接関与したもの。
・フロンティア賞
岩の力学に関連する新しい分野,学際分野で岩の力学の新境地を 開いた業績(論文,装置,システム,ソフトウェア等),もしくは 新しい分野に対して果敢に挑戦した萌芽的業績と認められるもので, 賛助会員や個人会員が直接関与したもの。
● 受賞対象者
・論文賞・・・岩の力学連合会の個人会員
・技術賞・・・岩の力学連合会の賛助会員あるいは個人会員
・フロンティア賞・・・岩の力学連合会の賛助会員あるいは個人会員
● 応募方法
応募者は,個人の場合は岩の力学連合会正会員(申請中を含む), 団体の場合は賛助会員(申請中を含む)であること。なお,他薦, 自薦は問わない。推薦書は,岩の力学連合会のホームページ (http://wwwsoc.nii.ac.jp/isrmjp/)からダウンロードすること。
・論文賞
応募者は別に定める様式による推薦書1部と,論文および参考論 文等のコピー11部を提出する。
・技術賞
応募者は別に定める様式による推薦書1部と,添付資料のコピー 11部を提出する。
・フロンティア賞
応募者は別に定める様式による推薦書1部と,添付資料のコピー 11部を提出する。
● 選考方法
岩の力学連合会賞選考委員会で行う。なお,選考上必要のあると きは,さらに関係資料の提出を求めることがある。次の事項について重点を置き,選考を行う。
・論文賞:独創性,独自性あるいは先駆性
・技術賞:汎用性,発展性,応用性あるいは他への影響度
・フロンティア賞:開拓姓,新規性,独創性,発展性
● 内容説明会
技術賞およびフロンティア賞に関しては,書類審査の後,候補関係 者に出席を求め,内容説明会を行う。実施については別途通知する。
● 表彰
通常総会において表彰を行う。論文賞の受賞者には,賞状,メダ ル,1件につき金一封(5万円)を授与し,技術賞およびフロンテ ィア賞には,賞状,盾,1件につき金一封(5万円)を授与する。
● 表彰内容の開示
各賞の受賞者は,表彰された通常総会において講演発表を行う。 また,電子ジャーナルにその内容を投稿しなければならない。
● 応募期限 2004年12月25日(土)必着
● 問合・提出先
〒112-0011 文京区千石4丁目38番地2号 
地盤工学会内 岩の力学連合会賞選考委員会
TEL 03-3946-8677(事務局担当:総務・企画課)
E-mail:isrm@jiban.or.jp(問合せのみ)

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