土木学会誌
共催本部

16.日本学術会議リサイクルシンポジウム「リサイクル工学教育の現状・展望−大学における教育の現状と社会の期待−」開催


● 開催日 11月30日(火)13:00受付開始,13:30講演開始
● 場所 日本学術会議講堂(港区六本木7丁目22-34)
● 主催 日本学術会議 エネルギー・資源工学研究連絡委員会 リサイクル工学専門委員会
● 共催 土木学会ほか11団体
● 協賛 環境省,経済産業省,文部科学省(交渉中)
● 開催趣旨
環境や資源の有限性が明らかになり,人類は地球を持続可能な形 に作り上げようとしている。そのような社会において「リサイクル に関わる技術・システム」は大きな役割を果たすことが期待されて いる。リサイクル工学の基本概念は,「人間と自然環境の共生を基 に持続可能な発展を目指す循環型経済社会を形成し,真に環境調和 型の循環を進める」ことであり,「物質の自然循環と人工循環の共 生」である。また,環境調和のための社会的・技術的制約を,十分 に理解し,実行しなければ実現できない。このためには,大学学部 や大学院において,あるいは各学問分野において,どのような教育 カリキュラムやシラバスを用意するべきであろうか。この点につい て多方面から意見をいただき,リサイクル教育のあり方を考える。
● プログラム
T.開会挨拶
13:30−13:35
田中(専門委員会委員長)
U.講演
第1部 大学におけるリサイクル工学教育の現状
13:35−13:55
1.東北大学環境科学研究科におけるリサイクル工学教育
長坂徹也(東北大学環境科学研究科)
13:55−14:15
2.工学の枠を超えて取り組む,大学院共通講義;廃棄物学特別講義の取組
田中信壽(北海道大学大学院工学研究科)
14:15−14:35
3.福岡大学資源循環・環境工学専攻における総合演習の取組みについて
市川 新(福岡大学大学院工学研究科)
14:35−14:55
4.環境システム学の体系化とリサイクル工学教育
井村秀文(名古屋大学大学院環境学研究科)
14:55−15:15
5.JABEE認定と環境・リサイクル工学教育
大和田秀二(早稲田大学理工学部)
15:15−15:25
休憩
第2部 リサイクル工学教育に対する社会の期待
 
6.工学分野の枠を超えたリサイクル教育の提言(仮)講演無し・原稿のみ
植田和弘(京都大学経済学研究科)
15:25−15:45
7.経団連(産業界)からのリサイクル工学教育への要望と期待(仮)
山口耕二((株)NEC)
15:45−16:05
8.日本鉄鋼協会 環境・エネルギー部会設立について(仮題)
長坂徹也(東北大学大学院教授 工学研究科)
秋山友宏(北海道大学大学院教授 工学研究科)
丸山公一(東北大学大学院教授 工学研究科)
16:05−16:25
9.資源循環の現場から見たリサイクル工学教育への期待
馬場研二(東京エコリサイクル(株))
16:25−16:35
休憩
V.討論「リサイクル工学教育の在り方,進め方」
16:35−16:55
10.基調講演:
リサイクル工学教育に関する専門委員会からの意見提起
中村 崇(リサイクル工学専門委員会:東北大学)
16:55−18:00
司会:武田信生(京都大学大学院工学研究科)参会者(特に学協会から本委員会にオブザー バー参加していただいている方)全員で
(懇親会 18:30−20:00)検討中
● 連絡・問合先
〒060-8628 札幌市北区北13西8
北海道大学大学院工学研究科廃棄物資源工学講座 田中信壽
TEL/FAX 011-706-6828
E-mail:nobutosh@eng.hokudai.ac.jp

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