土木学会誌
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21.「風力発電設備耐風設計小委員会」の委員公 募のお知らせ

構造工学委員会では,「風力発電設備耐風設計小委員会」の新規設置にあたり委員を公募します。小委員会の設置目的,活動内容および応募 方法は下記のとおりです。

● 小委員会の名称
小委員会名称:風力発電設備耐風設計小委員会
提案者代表:石原孟(東京大学大学院工学系研究科総合研究機構)
● 小委員会設立の背景と目的
近年,新エネルギ−の積極的導入の促進から風力発電設備の建設が進んでいる。その一方で,風力発電設備の被害も報告されている。 これまでの耐風設計の検討方法を考えると,どちらかというと海外 で作成された規・基準類をそのまま適用したり,あるいは土木,建 築,電気,機械等の設計指針をそのまま適用した場合が多く,風力 発電設備の特性の配慮やわが国特有な強風の考慮という点では十分 とは言えない。従来各工学分野で個別に培われていた耐風設計に関 する考え方を統一し,合理的な設計手法の提案が望まれている。そ こで,本小委員会は,風力発電設備における耐風設計手法の現状を 分析するとともに,より一層の推進,普及を目指し合理的な設計手 法の提案を目的とする。具体的には,(1)台風による暴風時の短期荷 重の設定方法,(2)風力発電設備の運用に伴う長期荷重の設定方法, (3)タワー,基礎,ブレード等の風車各部位の設計方法などに関する 具体的な手法を提案し,風力発電設備の耐風設計指針を策定する。
● 活動内容
発足当初は,風力発電設備の台風被害の情報交換や既存の規・基準類ならびに指針の調査を主体とした勉強会を中心として進め,そ の後,風力発電設備の耐風設計手法の提案ならびに設計例の作成に ついてワーキンググループを設置して活動を進めるとともに,風力 発電設備の耐風設計指針を策定する。
● 活動期間と開催方法
2004年9月から2年間とし,2か月に1回程度の開催とする。旅費等の活動費の支給は行わない。
● 募集人数 10名程度
● 応募方法
本委員会に応募される方は,(1)氏名,年齢,所属,連絡先住所,電話番号,FAX番号,E-mailアドレス,(2)応募理由,本委員会 で取り組みたい内容のキーワード(20語程度),これまでの主たる 研究・業務の概要をA4用紙1枚に記入のうえ,10月31日まで下 記申込先にお送りください。. なお,委員の選任にあたっては,委員会の運営上,応募理由,提案 内容および委員構成割合を考慮させていただき,応募者多数の場合 にはご参加いただけないこともありますので,あらかじめご了承く ださい。
● 申込先
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 石原 孟
〒113-8656 文京区弥生2-11-16
FAX 03-5841-1147
E-mail:ishihara@bridge.t.u-tokyo.ac.jp

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