土木学会誌
行事本部

10.阪神・淡路大震災10周年地震工学シンポジウ ム開催のお知らせ
● 主催 日本地震工学会,土木学会,日本建築学会,地盤工 学会,日本機械学会,日本地震学会,震災予防協会
● 開催期日 2005年1月11日−16日(火−日)
1995年1月17日にわが国の戦後災害史上未曾有の大惨事を引き起こした阪神・淡路大震災から,来年2005年で早くも10周年を迎えま す。この震災以降,従来からのハード技術に対する取組みが一層強化さ れるとともに,災害情報把握,救助・医療支援,応急復旧など,行政・ 社会面からの課題に対しても新たな取組みがなされてきました。
一方で,東海地震,東南海/南海地震,東京直下型地震,宮城県沖地震など,大都市を含む地域への次の地震の襲来が危惧されており,阪 神・淡路大震災の教訓を整理・分析し,近づきつつある次の地震に対す る行政・社会・家庭などでの備えに最大限反映させることが社会的要請 と考えられます。
そこで,わが国の地震学・地震工学に関わる7学協会ではこの機会をとらえて,阪神・淡路大震災以来の地震工学の取組み・成果を振り返 り,来るべき次の大都市震災に向けて,下記の内容で,「阪神・淡路大 震災10周年地震工学シンポジウム」を共同開催することになりました。
つきましては,本シンポジウムへの皆様の積極的な参加をお願いいたします。
● 概略プログラム
[東京・早稲田大学国際会議場:3日間(1月11日〜13日)]
1.特別講演会(井深大記念ホール)
藤本義一氏(作家)「震災による人間再発見」
中村正彦氏(東京都危機管理監)「仮題:来るべき地震に備えて」
2.パネルディスカッション(井深大記念ホール)
「首都圏直下地震に対する備え」
パネリスト:纐纈一起(東大地震研究所),林康裕(京大防災研究所),室崎益輝(消防研究所),目黒公郎(東大生産技術研究所), 未定(東京都)
司   会:國生剛治(中央大)
3.研究発表会
地震工学に関わる多くの専門分野の研究者・技術者の横断的な研究発表と討議
※特別講演会およびパネルディスカッションは市民参加型の企画です。
[神戸・淡路島夢舞台:4日間(1月13日〜16日)]
“International Symposium on Earthquake EngineeringCommemorating Tenth Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005)” Yumebutai, Awajishima, January 13 -16, 2005
1.国際講演会「21世紀の安全と安心−大地震とどう向きあうか」
Keynote Lectures, “Safety assurance in the 21stcentury - How should our societies face majorearthquakes?"
2.国際パネルディスカッション「地震防災における国際協力と日本の貢献」
International Panel Discussion, "Global partnership forearthquake disaster mitigation"
3.国際ワークショップ「地震災害軽減技術の最前線」
International Workshop, “ New frontier for seismichazards mitigation"
◎本シンポジウムの詳細は下記ホームページに順次掲載されますので,ご参照ください。http://general.jaee.gr.jp/kobe/kobe.htm

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