土木学会誌
本部行事

「土木学会安全問題討論会’04−土木と危機管理−」の実施について(2004年3月12日,土木学会講堂)

土木学会安全問題研究委員会では,定期的に標記の討論会を開催して,学会内外からの自由な意見交換の場を提供してまいりました。過去3回の討論会では,「震災等自然災害と社会の安全」「社会基盤施設の安全性の問題」「構造物の早期劣化」といった,そのときどきに社会の注目を集める事案を総合テーマに選び,場合によってはマスコミや一般市民の方の発言も交えてきました。
今回は,社会の目が危機管理に向いていることをとらえて,「土木と危機管理」という総合テーマといたしました。テロや疾病に注目が集まりますが,自然災害など土木に期待される課題は多くあります。また,構造物の不具合,そこに直結する現場の諸問題,行政や企業のあり方など,危機管理をキーワードにして論じ得ることは幅広く存在します。
会の構成は,今回については,下記のとおり,講演会と,実行委員会委員が加わったパネル討論を実施することといたしました。
当日,会員の積極的なご参加をお願い申し上げます。

1. 開催日時 3月12日[金]13:30−17:30
2. 場 所 土木学会講堂(新宿区四谷1丁目 外濠公園内)
3. プログラム
13:30−13:35     開会挨拶
実行小委員会委員長 佐藤尚次(中央大学)
特別講演
13:35−14:35     【危機管理専門家として土木を眺める】
志方俊之(帝京大学)
14:35−15:35     【洪水・津波被害と避難・行政対応】
片田敏孝(群馬大)
15:45−17:25     パネルディスカッション
【危機管理の時代に土木人がなすべきこと】
司会:佐藤尚次
参加者:招待講演者+実行小委員会委員(花安繁郎安全問題委員長,岡崎雅好同副委員長他)
17:25−17:30     閉会の辞
花安繁郎(産業安全研究所)
4. 参加費 不要です
5. 定 員 120名
6. 参加申込 3月10日[水]までに下記までメールまたはFAXで,氏名所属(部署まで),連絡先をご連絡ください。定員に余裕があれば当日参加も受付けます。ご参加の方には,後日講演会と討論の要旨をまとめた報告書を送付させていただく予定です。
[参加申込先]
(社)土木学会研究事業課 礒崎ひろ子
TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
E-mail:isozaki@jsce.or.jp
7. 問合先 安全問題討論会小委員会委員長 佐藤尚次
(中央大学,sato@civil.chuo-u.ac.jp)
なお,安全問題委員会HPも併せてご覧ください。
http://www.jsce.or.jp/committee/csp/csp1.htm

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