土木学会誌
本部募集

コンクリート委員会第3種小委員会(330)委員の 公募

コンクリート委員会は,下記の研究小委員会を設置いたします。活動は,年3〜4回の委員会とE-mailによる集中的な審議を通じて行われる 予定です。なお,旅費の支給は行いません。本小委員会に関心のある委 員を公募いたします。

1. 委員会名称 豊かな沿岸を作る生態系コンクリート研究調査小委員会
2. 研究目的

   現在,磯焼け・赤潮などの沿岸環境の状態は,悪化の一途をたど り早急に解決しなければならない課題の一つである。これに対して 食物連鎖機能を持つ生態系コンクリートはこの問題を解決するため の有効な材料の一つとして開発が進められている。これまで水辺の 環境を保全するためにポーラスコンクリートの調査研究を行ってき た。これらに新たな展開を加えて豊かな沿岸を造ろうとするもので ある。沿岸では磯焼けによってコンブ・魚介類などの藻場が失われ 大きな損失となっている。このような実状およびこれまでの調査・ 研究を背景に,新しい生態系コンクリートとしてポーラスコンクリ ートあるいは保水性コンクリートなどに新たに食物連鎖機能を加え, 海中曝露試験によって調査研究を行う。この生態系コンクリートの 性能には三つあり,一つはポーラスコンクリートとして空隙は数ナ ノから数ミリメーターの範囲にあり,有益な細菌群,微生物群ある いは微小動植物が共生するハビタットにすること。二つ目は保水性 コンクリートなどのマトリックスあるいは,骨材の中に生態系の成 長に必要な3栄養素などの成分を含めること。三つ目は食物連鎖を 保持するためには,有効な細菌の増殖が必要であり,このために自 然腐植土を主体とする栄養分の連続的な溶解を可能にするスペース を保持することである。この空間はコンクリートの構造体として作 製する。これらの供試体を海岸に曝露し,豊かな沿岸を造るための 資料をまとめる。
3. 構成
委員長  佐伯 昇(北海道大学)
幹 事  吉野大仁((株)ドーコン)

  濱田秀則((独)港湾空港技術研究所)

  志村和紀(北海道大学)
委 員  公募による委員
4. 活動期間 2年間
5. 応募締切 10月末日
6. 応募方法 下記宛E-mailまたはFAXでお申込みください。
志村和紀(北海道大学)
〒060−8628 北海道札幌市北区北13条西8丁目
北海道大学大学院工学研究科
FAX 011−706−6180
E-mail:shimura@eng.hokudai.ac.jp

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