応用力学は数値解析の助けを借りて大きな発展を遂げましたが，変形やその他の変数(応力や塑性ひずみなど)が不連続となる，局所化の問題においてはまだ多くの課題が残されています。このようなミクロレベルでの局所化不安定挙動が明らかになれば，それらから成るマクロレベルでの構造物などの設計にも役立てることが可能となります。

このような背景のもと，それらの解析法の中でも最新の方法について，研究の最前線でご活躍の講師をお迎えし，その内容を詳しく紹介していただく機会を設けました。この方面にご興味をお持ちの大学院生，研究者，技術者には多数参加されますようお願い申し上げます。