土木学会誌
関西支部

第33回初心者のための有限要素法講習会(演 習付き)
開催日:7月24日[木]・25日[金] 第1部
8月27日[水]・28日[木]第2部


1. 主催 日本材料学会
2. 協賛 土木学会関西支部ほか28団体
3. 期日 7月24日[木]・25日[金]第1部
8月27日[水]・28日[木]第2部
4. 場所 第1部 日本材料学会(京都市左京区吉田泉殿町1-101 TEL 075-761-5321)
第2部 京都コンピュータ学院京都駅前校(京都市南区西九条寺ノ前町10-5 TEL 075-671- 1911)
5.第1部 基礎コース
まず,有限要素法近似の考え方について述べ,構造解析の基礎とし て重要な弾性学および塑性力学について講述し,続いて弾性解析・ 弾塑性解析の有限要素法をわかりやすく講述する。さらに,非構造分 野として電磁場解析の基礎理論とその有限要素法について講述する。
第2部 応用コース(汎用解析ソフトによる演習)
第1部の基礎をふまえて,弾性・弾塑性および動的陽解法の汎用解 析ソフトを用いて,実際に要素分割から解析の実行を行う。これに より,境界条件の考え方や解析の方法と解析プログラムの動作を説 明する。また,解析結果の見方についても講述する。
6.プログラム
第1部 基礎コース(材料力学または構造力学の初歩がある程度理 解できている方を対象とします。)
第1日目
9:30−12:30 弾性力学の基礎と有限要素法の考え方
京都大学 星出敏彦
13:30−16:30 有限要素法の理論展開とプログラムおよび処理内容
大阪大学 高野直樹
弾性変形の有限要素法プログラムを例にとり,マトリックス演算,弾性力学の基礎,プログラムの処理方法および結果の評価法につい て説明する。さらに実際の適用事例を示す。
第2日目
9:30−12:30 弾塑性および剛塑性問題と有限要素法
京都大学 今谷勝次
降伏条件と流れ則などの塑性力学の基礎解説を行い,それに基づいた有限要素法による解法について述べる。
13:30−16:30 ポテンシャル場(熱・電場・磁場・流体解析)
松下電器産業 崎山一幸
これらの理論はどれも同じ基礎式を用いており,その理論展開の方法から最近の解析方法および解析事例について説明する。
第2部 応用コース(演習;京都コンピュータ学院演習室で汎用ソ フトウェア;MSC/Marc-Mentatを使用する予定)
日本MSC 石川覚志
第1日目
9:30−12:30 汎用プリポストシステムとその使用法
演習で使用するプリポストシステムの使い方の説明を行い,簡単 な例題について,弾性解析を行う。
13:30−16:30 弾性解析の手法と演習
切欠きでの応力集中などの基本的な変形を例題として,有限要素法を用いた解析を行うための境界条件や荷重条件について第1部で 説明した基礎理論にそって理解を深めるとともに,実際に演習して 有限要素法を使えるようにする。
第2日目
9:30−12:30 弾塑性変形解析の演習
実際に塑性変形解析システムを用いて,解析を行い,応力による評価や現象解析に関する知識を深めるとともに,実際の弾塑性解析 技術を身につける.
13:30−16:30 最近の解析手法に関して
最近の解析手法について事例を交えて説明する。動的陽解法の簡単な原理説明とその応用事例・GAなどを用いた最適化理論とその 有効性について説明する.
7. テキスト 本会編「改訂・初心者のための有限要素法」を使用 します。(税込3,780円,材料学会会員:3,400円)。
なお,演習に関わるこれ以外の資料は無料で配布し ます。
8. 定員 1部:80名 2部:45名
9.参加料
  一  般 官 公 庁 学  生
  会 員 非会員 会 員 非会員 会 員 非会員
1,2部とも 30,000 40,000 25,000 35,000 15,000 25,000
1部(講義)だけ 17,000 22,000 15,000 20,000 10,000 15,000
2部(実習)だけ 20,000 25,000 18,000 23,000 13,000 18,000
会員(協賛学協会員を含む)
10. 申込締切 7月15日[火](定員になり次第締め切らせていただ きます。)
11. 申込方法 ホームページ(http://www.jsms.jp/)よりお申込 みください。郵送,FAXの場合は,氏名,連絡先 (勤務先等),住所(〒),所属学会,参加希望部,テ キスト購入の有無を明記のうえお申込みください。
なお,定員に余裕が有る場合は1部に限り当日の受付 もいたしますが,2部の受付はできませんのでご注意 ください。
12. 申込・連絡先 日本材料学会有限要素法講習会係
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
TEL 075-761-5321/FAX 075-761-5325
E-mail:fem@jsms.jp
URL:http://www.jsms.jp/
(ご注意)
1.講師その他やむを得ない事情により,プログラムに変更が 生じる場合もありますので,あらかじめご了承ください。
2.参加費の払い戻しはいたしません。

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