土木学会誌
本部行事

「PC構造物の現状の問題点とその対策」に関するシンポジウム・開催案内
開催日:6月12日[木]
申込締切日:6月4日[水]
行事コード:E320
行事略称:PC構造物の現状シンポ

コンクリート委員会「PC構造物の現状の問題点とその対策に関する 研究小委員会(委員長:睦好宏史 埼玉大学教授)」では,PC構造物 の最近の問題点を調査・検討することを目的として,PC構造物の耐久 性に影響を及ぼすグラウトおよび外ケーブルPC構造の解析および設計手 法に着目して2年間の研究活動を行ってまいりました。 この度,委員会の成果報告を行うとともに,幅広く情報交換を行うこ とを目的として標記シンポジウムを開催することにいたしました。シン ポジウムでは,上記のテーマに関する海外の情報や9編の論文の講演を 予定しております。また,講師を招いて魅力ある話題提供を行っていた だくことも企画しておりますので,奮ってご参加ください。

1. 主催 土木学会(担当:コンクリート委員会PC構造物の現状の問題点とその対策に関する研究小委員会)
2. 日時 6月12日[木]9:20−17:45
3. 場所 土木学会 講堂(〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地)
4. 定員 120名
5. 参加費 正会員11,000円,非会員13,000円,学生9,000円(テキスト代含む)
6. 申込方法 土木学会ホームページhttp://www.jsce.or.jp/event/index.html から,または学会誌綴込みの「本 部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番 号)を明記のうえ,研究事業課宛FAXにてお申込み ください。申込書到着後,10日前後にて折り返し 「参加券」をお送りいたします。
*申込みに関してお願い
(1)申込締切日前に定員に達している場合がございま すのであらかじめご了承ください。なお,締切日以 降の事前受付はいたしません。ただし,定員に余 裕がある場合のみ,行事当日に会場にて受付いた します。
(2)お申込み後,やむを得ずキャンセルされる場合は, 必ず開催日の1週間前までに研究事業課宛ご連絡 ください。ご連絡がない場合は,参加費を徴収さ せていただきますのであらかじめご了承ください。
(3)申込みをされる前にご送金いただくことはトラブル の原因となりますので固くお断りいたします。
7. 申込締切 6月4日[水][必着]
8. 問合先 (社)土木学会コンクリート委員会(事務局担当:松沼)
〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地
TEL 03-3355-3559/FAX 03-3355-5278
9. プログラム
司会 濱田 譲(ドーピー建設工業)
9:20−9:30 開会挨拶
9:30−10:50 外ケーブルWG報告
1.外ケーブル構造解析WGの活動内容について
渡辺宗樹(三井住友建設)
2.外ケーブル構造に対するベンチマーク非線形解析について
篠崎裕生(三井住友建設)
3.実際的設計条件に対する非線形解析について
趙 唯堅(大成建設)
4.既往の簡易式の分析と評価
藤岡篤史(ピーエス三菱)
10:50−12:00 耐久性WG報告(1)
1.PC構造物の耐久性とグラウト
日比野 誠(長岡技術科学大学)
2.グラウトの施工性能
横山博司(安部工業所)
3.グラウトの未充填とPC鋼材の腐食
徳光 卓(富士ピー・エス)
4.グラウト未充填の原因調査
渡辺浩良(ピーエス三菱)
12:00−13:00 昼食・休憩
13:00−13:30 耐久性WG報告(2)
5.海外におけるグラウト技術の現状
中村定明(ピーシー橋梁)
以後有希夫(オリエンタル建設)
13:30−15:15 セッション1(グラウト,7編×15分)
司会 青木圭一(日本道路公団)
15:15−15:30 休憩
15:30−16:15 セッション2(外ケーブル,3編×15分)
司会 前田晴人(日本構造橋梁研究所)
16:15−16:55 特別講演(1)
PC橋梁の現状と課題
水口和之(日本道路公団)
16:55−17:35 特別講演(2)
PC橋梁の耐久性向上について
神田昌幸(国土交通省)
17:35−17:45 閉会挨拶
※ プログラムに変更がある場合があります。ご了承ください。
論文発表セッション
セッション1(6×15分=90分)
司会 青木圭一(日本道路公団)
(1)PCグラウトの充填不良判定試験法に関する一考察
○角田 忍(明石工業高等専門学校)
原 雅也(明石工業高等専門学校)
永淵 強(新日鐵高炉セメント)
(2)PCグラウトの充填性能評価とその注入管理方法についての提案
○出雲淳一(関東学院大学)
(3)高炉スラグ微粉末を用いたPCグラウトの流動性および強度
辻 幸和(群馬大学)
○池田正志(群馬大学)
谷口友一(群馬大学)
杉山隆文(群馬大学)
(4)真空ポンプを併用したグラウト注入工法について
平山 晃(エスイー)
○河田洋志(エスイー)
(5)真空ポンプを用いた長大外ケーブルのグラウト施工と注入実験
○秋山 博(錢高組)
野永健二(錢高組)
辻 浩次(錢高組)
酒井正嗣(錢高組)
(6)非破壊検査手法によるPC鋼材グラウト充填状況調査に関する研究
○三原孝文(極東工業)
川内康雄(極東工業)
森 章雄(関西エックス線)
中田秀夫(橋梁検査センター)
(7)グラウトの充填度がPC鋼材の腐食に及ぼす影響
○睦好宏史(埼玉大学)
今野洋一(埼玉大学大学院)
谷口博胤(埼玉大学大学院)
・Ha MINH(埼玉大学大学院)
二井谷教治(オリエンタル建設)
セッション2(3×15分=45分)
司会 前田晴人(日本構造橋梁研究所)
(8)外ケーブルPRCはりのせん断力に対する挙動
柳沼善明(日本大学)
○斉藤準平(日本大学)
(9)PC外ケーブル偏向部のフレッチング現象解明のためのFEM解析
松田 浩(長崎大学)
○出水 享(長崎大学)
田口保男(タイムスエンジニアリング)
古賀掲維(長崎大学)
上阪康雄(コサカ設計・アソシエーツ)
※ プログラムに変更がある場合があります。ご了承ください。

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