土木学会誌
お知らせ

第27回土木計画学研究発表会(春大会)企画論文部門オーガナイザー・公募要領

土木計画学研究委員会では,研究発表会を昨年度までの秋1回の開催 に加え,今年度から春期における研究発表会(以下,春大会と呼ぶ)を 開催することになり,春大会としての初回を6月に名古屋大学で開催し, 参加登録総数600名を越える中で成功裏に終えることができました.春 大会の設置は,土木計画学研究委員会活動の活発化(近年の論文投稿数・ 並行セッションの増加へ対応した研究発表会の質的充実化),秋大会の負 担軽減,そして土木技術者資格制度への対応などを目的としていますが, 今年度に引き続き次回を2003年6月(開催校:東京大学,開催日:6 月6−8日で調整中)として,現在開催準備を行っております.
この春大会では,その特徴を明確にするために,企画論文部門を設け, 従来からのスペシャルセッション(SS)部門と一般論文部門から構成さ れる3部門の発表形態があります.また東大大会においては,広範な分野 の研究者・実務者を交えた政策・研究討議を行うための政策重点課題セッ ション等の企画を予定しております.
企画論文部門には,集中討議分野,実務・技術者課題分野および速報 的・萌芽的分野の3つの分野があります.オーガナイザーは,各分野ごと にオーガナイザーがあらかじめ設定したセッションテーマのもとで,1セ ッション90分,講演者3名を基本とした論文発表研究討議を企画する とともに,セッション時間内の運営を積極的に行うことができます.
なお,企画論文部門の講演者には一般論文部門と同様の論文(最大4 頁)を当日までにご用意いただきますが,これらの発表論文は講演後に発 行される発表会講演集に掲載されるとともに,審査付き論文(秋大会時点 の発表論文に対応した土木計画学研究・論文集)への投稿も可能となり ます.
土木計画学研究委員会では,次回の春大会をより魅力的で活発な研究 討議の場にするために企画論文部門への積極的な参加・ご協力をお願いい たします.
この企画論文部門のセッションオーガナイザーへの申込みについては, 下記の要領に従い,11月30日[土]までに土木学会事務局までE-mail もしくは郵送にてお申込みください.なお,申込まれたセッションテーマ の採択は編集小委員会(春分野担当)にご一任願います.
また,企画論文部門への講演申込みならびにSS部門と一般論文部門へ の講演申込みについては,来年2月号の会告にて詳細を通知する予定です.

申込方法

1.提出期限 11月30日[土]
2.添付書類 (A4判の用紙に)自由書式で下記の項目を明記のこと.
必要項目
1)分野名・企画テーマ
2)オーガナイザー氏名・所属
3)連絡先(郵便番号,住所,電話,FAXおよびEmailアドレス)
4)企画概要(300字程度)
5)論文講演者氏名・所属
(論文講演者は企画テーマ決定後に公募することがで きますが,事前に候補者の内諾を得ている場合は,講演者氏名・所属をお書きください)
3.提出先 〒160-0004 新宿区四谷1丁目無番地  土木学会
土木計画学研究編集小委員会 宛(なるべく,E-mailにて応募ください)
mailto:kudo@jsce.or.jp
4.問合先 土木計画学研究委員会 編集小委員会 春分野代表幹事 西井和夫(山梨大学教授)
TEL/FAX 055-220-8533
E-mail:knishii@ccn.yamanashi.ac.jp
土木計画学研究委員会 編集小委員会 春分野幹事兼事務局補佐  古屋秀樹(筑波大学講師)
TEL/FAX 0298-53-5007
E-mail:furuya@sk.tsukuba.ac.jp
企画論文部門のセッション分類
No 分野 内容
1 集中討議分野 従来からの研究分野において,多様な意見 が分かれるテーマ等について,論点を深く掘り下げて集中討議する.
分野例:公共事業評価のあり方
交通ネットワークモデルの課題と動向 意思決定構造と交通行動モデリング
交通シミュレーションモデルの有用性
2 実務・技術者課題分野 実務上,重要な課題や計画手法・事業手 法のあり方について討議する.また,技術 者課題や実務上生じた新課題について討議 する.
例:土木計画と資格・登録制度
社会実験の成果と課題
交通財源制度のあり方
都市交通調査手法の課題と対応
ITSを活かした交通安全対策
3 速報的・萌芽的分野 新規の研究分野について,方法論や評価 視点を討議する.また速報性のある研究報 告および萌芽的研究の事例報告を含む.
例:新領域(計量心理学,都市再生への対応)
New Mobility
データマイニング

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