土木学会誌
四国支部

水辺の生物群集復元に向けて−タガメがすめるビオトープづくりは可能か?
 

かつて身近な水辺の生き物であったタガメやゲンゴロウ,メダカが絶滅 の危機に瀕している.タガメやメダカは絶滅危惧II類に,ゲンゴロウは準 絶滅危惧種に指定されているのである.一方で,こうした水辺の生き物が 生息できる空間づくり,すなわちビオトープづくりが盛んになっている. 本当に豊かな水辺の生物相を取り戻すために,ビオトープは有効なのだろ うか,また,今後どのような考え方,工夫が必要なのだろうか.
今回は,これら生き物の立場にたったビオトープづくりを実践されてい る日鷹氏をお招きして,日本流のビオトープを再生・創造するための方法 についてご講演いただく.この講演を基に,私たちの周辺でつくられてき ているビオトープのあり方を再検討し,より豊かな生物相を取り戻すため に考えなければならないことについて議論したい.

講師:日鷹一雅(愛媛大学農学部附属農場 助教授)

1.主催 土木学会四国支部徳島地区
2.日時 12月7日[金]
3.応募締切 11月2日[金]
4.場所 徳島大学工学部 講義棟(K棟)K201教室(徳島大 学工学部内)
〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
5.定員 100名程度
6.参加費 1,000円(当日払い)
7.申込方法 参加希望者は,氏名,所属,E-mail,電話番号,FAX を明記のうえ,下記宛E-mailかFAXにてお申し込み ください.E-mailでお申込みの場合は,「件名」を「第 3回技術講習会参加申込」としてください.
鎌田磨人
E-mail kamada@ce.tokushima-u.ac.jp
FAX 088-656-9134
8.連絡先 〒770-8506 徳島市南常三島町2-1
徳島大学工学部建設工学科 環境保全工学研究室
鎌田磨人 TEL/FAX 088-656-9134
E-mail kamada@ce.tokushima-u.ac.jp

←戻る