11月の行事案内


「土木学会学術振興基金(公募枠)」による助成への募集
応募締切:2000年2月18日[金]


1.基金の概要

 この基金は,平成元年度に鹿島建設鰍ゥら同社創立150周年記念事業の一環として土木学会に寄
付されたものを原資として設けられたものです.その原資を取り崩すことなく,各年の果実額で事業
を行っています.

 平成9年度より,「公募枠」と「特別枠」の2本立てで助成を行っています.「公募枠」は会員個人
や会員グループが主催する学術活動への助成であり,「特別枠」は常置委員会等の学術活動への助成
です.「公募枠」による助成を,下記の要領で行います.今年度もふるってご応募下さい.

2.助成要領

 (1)助成金額:1件100万円以内で総額約400万円.

 (2)助成対象:2000年4月から2001年3月に行われる学術活動(会議費,会議参加費,論
        文集作成費,会議準備費等の企画そのもの)を対象とします.

 (3)応募方法および選考:本基金所定の申請書に必要事項を記入し,「土木学会学術振興基金」係
             へ提出して下さい.企画委員会の学術振興基金分科会で審査選考します.

 (4)応募締切:2000年2月18日[金]必着

 (5)助成の決定:2000年3月下旬に,郵送にてご通知いたします.

 (6)申請書の請求ならびに提出先,問合先:
        〒160-0004新宿区四谷1丁目無番地
        土木学会事務局企画広報室内 土木学会学術振興基金係
        TEL 03-3355-3433/FAX 03-5379-0125

 (7)報告義務:助成金受領者には,所定の報告書を提出していただきます.

3.公募枠の留意点
 ・会員個人や会員グループが主催する学術活動への助成です.
 ・応募資格は,学会員個人またはグループとします.
 ・小規模の共同研究,研究集会,セミナー,シンポジウム,ワークショップ等を対象とします.
 ・審査選考にあたっては,若手の企画,萌芽性,試行性,学際性,国際性等を重視します.
 ・既存の国際会議への参加旅費の助成には,別途「学術交流基金」があるので,この助成の範囲に
  は含めません.
 ・常置委員会の調査研究活動として定常的に運営されている活動は,助成対象としません.

4.平成11年度の助成〔平成10年度末,決定)
 (1)公募枠:申請10件のうち,5件採択,助成金額合計385万円
 ・水のモデリングに関するワークショップ(仲江川敏之)             100万円
 ・多方向不規則波と沿岸構造物の相互作用に関するワークショップ(平石哲也)   85万円
 ・構造工学および施工・マネジメントに関する東アジア太平洋会議(島 弘)     85万円
 ・GISを用いた流域環境情報の総合化と計画論への適用に関するシンポジウム(増田貴則)
                                        60万円
 ・第2回国際シンポジウム「環境におけるプルトニウム」開催(工藤 章)      55万円

 (2)特別枠:申請10件のうち,5件採択,助成金額合計340万円
 ・コンクリート構造物の耐震設計法の国際比較に関する国際セミナー(コンクリート委員会)
                                        90万円
 ・土木における景観・デザイン教育に関するワークショップ(景観・デザイン委員会)70万円
 ・年次学術講演会におけるCD-ROM版概要集のデモ出版(全国大会委員会)      65万円
 ・河川災害へのソフト対策と災害時の即時対応に関する研究(土木計画学研究委員会)65万円
 ・鋼構造物の非線形数値解析と耐震設計への応用に関するシンポジウム開催(鋼構造委員会)
                                        50万円
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