構造工学委員会風工学における数値計算の応用と評価研究小委員会では，1991年9月発足以来，数値流体解析(CFD)を橋梁構造物の設計業務へ適用することを検討してきました．このたび，活動内容がまとまり，成果物を新たな試みとしてCD-ROM形式で刊行する運びとなりました．その成果をもとに標記の研究報告会を企画いたしました．現在のCFDの技術水準でどこまで橋梁設計実務へ適用可能であるか，また将来CFDはどのように発展するかなどの展望に関して，アニメーション等を交えてわかりやすく解説いたします．従来風洞実験を主流としてきた耐風検討作業の合理化に，CFDが大きく寄与する可能性を秘めていることに理解を深めていただけるもとの考えております．奮ってご参加いただけるようご案内申し上げます．

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

1.主　催――――土木学会（担当：構造工学委員会風工学における数値計算の応用と評価研究小委員会）

2.日　時――――12月15日［水］13:00−16:50

3.会　場――――土木学会図書館2階講堂
（新宿区四谷1丁目無番地，JR・地下鉄「四ッ谷」下車徒歩3分）

4.定　員――――120名（先着順）

5.参加費――――3,000円（CD-ROM・資料代）（当日，会場にてお支払い下さい）

6.申込方法―――参加を希望される方は，任意のA4版用紙にて，�@研究報告会名，�A参加者氏名，
�B勤務先，所属，�C連絡先（住所，電話番号，FAX番号，E-mailアドレス），�D
懇談会への出欠を明記の上，E-mail（an-yu307@civil.or.jp）またはFAX（03-
5379-0125）にて下記担当事務局宛お送り下さい（12月7日必着），なお，参
加者数把握のためですので，参加証等の返送は致しません．定員に達した場合のみ
ご連絡致します．

7.申込・問合先―〒160-0004新宿区四谷１丁目無番地
　　　　　　　　土木学会 構造工学委員会 風工学における数値計算の応用と評価
　　　　　　　　E-mail：an-yu307@civil.or.jp
　　　　　　　　TEL 03-3355-3559（課直通）／FAX 03-5379-0125
　　　　　　　　事務局担当：河西貴志

8.申込締切日――12月7日［火］（定員になり次第締切ります）

9.プログラム
　開会挨拶 風工学における数値計算の応用と評価研究小委員会委員長　　　平野廣和（中央大学）

　基調講演 「CFDにより構造物周りの流れについて判ったこと」　　　　　　岡島 厚（金沢大学）

　セッション1　設計実務への適用
　　　1.橋梁設計の立場からみたCFDへの期待−利用法・要求精度・将来への展望−
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　臺原 直（�樺ｷ大）
　　　2.実橋梁断面を対象とした流れ解析　　　　　　　　　　　　　　 枝元勝哉（川田工業�梶j
　　　3.設計実務への適用をめざしたCFDの今後の課題　　　　　　　　　　　加藤真志（ＮＫＫ）

　セッション2　CD-ROM報告書・文献利用
　　　CD-ROM報告書の解説と電子化された研究報告や文献情報の利用方法
　　　　　：畑中勝守（北海道東海大），野田 稔（徳島大学）

　セッション3　パネルディスカッション「21世紀のCFD」
　　　パネラー：大屋裕二（九州大学），白土博通（京都大学），野村卓史（日本大学），平野廣和
　　　　　　　（中央大学），野澤剛二郎（清水建設�梶j

　閉会挨拶　白土博通（京都大学）