第9回鉄道力学シンポジウム開催のお知らせ
構造工学委員会鉄道力学連絡小委員会(委員長 小長井 一男(東京大学))では、鉄道施設に関する力学的問題を中心に、実務者と専門研究者が分野横断的に発表し意見交換することを目的に、第9回鉄道力学シンポジウムを下記の要領で開催いたします。今年度より2日間開催とし、第1日は最新の研究成果に関する講演と討議を企画いたしました。なお論文/報告は公募により、すべて査読を行っております。
記
日
時 :2005年7月12日(火)、13日(水)
場
所 :土木学会
講演内容:
7月12日(火) 13:00−
○最新の研究成果に関する講演と討議
※講演時間は変動することがあります。予めご承知ください。
中越地震における交通施設の地震被害と地質条件 |
小長井 一男(東京大) |
13:00 〜 14:00 |
鉄道構造物の被害状況と復旧状況 |
伊藤 昭夫 (JR東日本) |
14:00 〜 15:00 |
地震時の構造物と車両の動的挙動 |
松本 信之(鉄道総研) |
15:00 〜 16:00 |
自由討議 |
司会 岡田勝也 (国士舘大) |
16:00 〜 17:00 |
7月13日(水) 9:00−
○開会の辞 |
小長井委員長 |
9:00 〜 9:05 |
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○論文/報告 |
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レール振動抑制による転動音低減の可能性 |
瀧川 光伸(JR東日本) |
9:05 〜 9:30 |
軌道防振用ゴムパッドの大変形応力解析 |
紅露 一寛(新潟大) |
9:30 〜 9:55 |
レール波状摩耗の発生と成長のスペクトル特性による評価 |
村上 功(芝浦工大) |
9:55 〜 10:20 |
フローティング・ラダー軌道の耐荷性能と防振性能の評価 |
奥田 広之(鉄道総研) |
10:20 〜 10:45 |
疲労寿命延伸のためのレール管理手法 |
小野寺孝行(JR東日本) |
10:45 〜 11:10 |
光切断法のホーム建築限界測定への応用と装置開発 |
藤原 申次(JR西日本) |
11:10 〜 11:35 |
新幹線高架橋から発生する沿線環境振動のWIBによる低減効果 |
竹宮 宏和(岡山大) |
11:35 〜 12:00 |
地下鉄周辺地盤における波動の伝播特性 |
阿部 和久(新潟大) |
13:00 〜 13:25 |
レール被害への地盤の影響 |
那須 誠(前橋工科大) |
13:25 〜 13:50 |
横波の波動伝播を考慮した半無限連続高架橋におけるエネルギー伝達境界の定式化 |
李 相勲(東北学院大) |
13:50 〜 14:15 |
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○成果報告(仮題) |
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「鉄道貨物の輸送構造と技術的可能性」 |
角 知憲(九州大) |
14:20 〜 15:00 |
「新構造盛土の研究」 |
海野 隆哉(長岡技科大) |
15:00 〜 15:40 |
「減圧高速鉄道に関する基礎研究」 |
小長井 一男(東京大) |
15:40 〜 16:10 |
「地震時における列車走行解析に関する研究」 |
松浦 章夫(芝浦工大) |
16:10 〜 16:40 |
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○特別講演 基礎研究からの新製品開発 (トライボロジーから加工、そしてバイオエンジニアリングへ) |
梅原 徳次 先生 (名古屋大) |
16:50 〜 17:50 |
○閉会の辞 |
内田副委員長 |
17:50 〜 18:00 |
講習会:成果報告は「新形式貨物鉄道」「新構造盛土」「減圧高速鉄道に関する基礎研究」「地震時における安全対策」の講習会を兼ねます。