土木学会 構造工学委員会

栗原作成

土木学会 構造工学委員会

3回構造実験指導書編集小委員会 議事録(案)


日時:20081011日、13:0017:00

場所:大阪市立大学 文化交流センター 小セミナー室

出席:(敬称略)鬼頭、勇、上中、海田、鎌田、北原、玉田、廣瀬、山本、栗原

資料:資料3-1 :第3回構造実験指導書編集小委員会 議事次第

   資料3-2 :第1

   資料3-3 :第2

   資料3-4 :第3章 3.1および3.2

   資料3-5 :第3章 3.33.4および3.5

   資料3-6 :第3章 3.63.7および3.8

   資料3-7 :第4

   資料3-8 :第5

   資料3-9 :第6章 6.1

   資料3-10:第6章 6.2

   資料3-11:第6章 6.3

   資料3-12:第6章 6.4

   資料3-13:第7

   資料3-14:コラム記事に関して

   資料3-15:コラム「光弾性実験」

   資料3-16:装丁ならびに巻頭・巻末(案)

   資料3-17:今後の予定の概略

   資料2-17:コラム(E-ディフェンスでの実物大振動実験)

   資料2-18:実験指導書 表紙・裏表紙・各章扉ページ

   資料2-19:本論 第6章 6.16.2および6.3節、コラム(山彦の原理を使った非破壊試験)


議事

(1) 前回議事録の確認

 メール配信した前回議事録(案)を承認した。

(2) 報告事項

1) 構造工学委員会における査読

 鬼頭委員長より、査読の件に関して構造工学委員会に問い合わせたところ、「査読不要、ただし、  

129日に開催される構造工学委員会および運営小委員会にて報告が必要である」との報告がなされた。

2) 本編ひな形の配布

 鬼頭委員長より、本編ひな形の送付が報告され、執筆において問題がないことを確認した。

3) 原稿作成における版権の発生の有無

 鬼頭委員長より、原稿作成時の版権発生の有無の確認がなされた。なお、平成12年版から使用した写真等に対して、提供者の所属先が不明な場合は、「平成12年当時」と明記し、平成12年版に記載したままの表記とすることを確認した。さらに、JISの記載がある場合は、JIS番号が明記されていればよいことも確認した。

(3) 審議事項

 1) 本論

  各章において、議論された内容で全体の構成に関わる事項を以下にまとめる。

   ・表の両サイドの縦線は不要とする(平成12年版と同様とする)

   ・章・項・目の表記を1. (1) (a) (i) の順とする。

   ・本文中の英数字は、Times New Romanとする。

・「体験してみよう」および「コラム」は、です・ます調とする。

・本文中で引用する、図−○○などは、ゴシック体とする。

   ・本文の日本語フォントは、MS明朝、MSゴシックとする。

・弾性係数の表記に関しては、以下のとおりとする。

2章   静弾性係数・ヤング係数の併記

36章  ヤング係数

7章   動弾性係数 

  @ 総論

  資料3-2に基づき、鬼頭委員長より説明があった。特に、修正等の意見は出されなかった。

 A計測

  資料3-3に基づき、勇委員および海田委員より説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・第2章の構成を変更した。

   ・コンクリートの圧縮強度試験と静弾性係数試験は、本来別々の試験法であるが、2.33.に一つにまとめられているとの指摘が出されたが、別に分けることはせず、このまま2.33.として記載することとした。

   ・2.23(4)において、一般に使用される接着として「液状の瞬間接着剤相当のもの」などの、より分かりやすい表現とする。

   ・2.33におけるコンクリートへのひずみゲージの接着方法に関して、「供試体表面をドライヤーなどで乾燥させる」などの表面乾燥方法の加筆をすることとした。

   ・写真−2.2.1をカラーページの口絵とする。なお、モノクロ写真としても元位置に写真を掲載する。

 B弾性挙動

  資料3-43-53-6に基づき、玉田委員、上中委員、山本委員から説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・3.63.73.8において、写真のキャプションは「写真−○○」とする。

   ・3.7において、トラス部材全体の写真があれば、載せたほうが良い。

   ・3.8において、ラーメン部材全体の写真があれば、載せたほうが良い。

 C座屈挙動

  資料3-7に基づき、勇委員、海田委員から説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・「体験してみよう」は4.13.のあとに移動させる。

 D動的挙動

  資料3-8に基づき、廣瀬委員、北原委員から説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・行間を再調整する(少しつまり気味)。

   ・式の大きさを出来る限り統一する。

 E破壊挙動

  資料3-93-103-113-12に基づき、上中委員、栗原委員から説明があり、以下の対応をとることとした

   ・6.1における、PVA繊維としてビニロン繊維であることを加筆することとした。

   ・6.1中で参照しているコラム部分の表記を削除することとした。

   ・6.2において、表の両サイドの縦線を削除し、線幅は0.75ptとする。太線は使用しない。

6.2(2)(a)のモルタル供試体および針金モルタル供試体は同寸法であることを明記する。

・標準体重60kg程度で破壊するよう、はり寸法を変更する。

   ・6.3において、タイトルを「鉄筋コンクリート柱の実験」とする。 

6.3において、柱長を450mmに変更、ひずみ測定器を一基から一式とする。

6.4において、「、」を「,」に、「。」を「.」に変更、ひずみ測定器を一基から一式に変更する。

6.4の本文中の一部に、です・ます調があるため、これを修正する。

 E非破壊試験

  資料3-13に基づき、鎌田委員から説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・図−7.1.3および7.1.4を口絵としてカラーページとする。

   ・図表等を本文中に割り付けることとする。

   ・7.31(3)は、関連知識に移動する。

   ・図−7.3.1中の振動子を探触子とする。

 2) コラム

  資料3-143-15に基づき説明があり、以下の対応をとることとした。

   ・コラム「計算機シミュレーション」を第4章のあとに配置することとした。 

   ・上記により、各コラムの番号は、以下のとおりとした。

     コラム1 ブリッジコンテスト

     コラム2 生物の形態から学ぶ構造力学

     コラム3 ヒューマン・キャンチレバー

     コラム4 光弾性実験

     コラム5 計算機シミュレーション

     コラム6 土木構造物に適用された制震部材

     コラム7 風との語り合い(タコマ橋の教訓)

     コラム8 兵庫県南部地震による構造物の被害

     コラム9 E-ディフェンスでの実大震動実験

     コラム10 「山彦」の原理を使った非破壊試験

   ・コラム「E-ディフェンス」中の図や写真が不鮮明であるため、原図・写真を提供してもらうこととした。

   ・資料3-15、コラム「光弾性実験」において、「、」、「。」を「,」、「.」に変更する。

   ・資料3-15、コラム「ブリッジコンテスト」において、掲載写真を新しいものに変更する。

 3) カラーページへの掲載図を挿し位置

    図−7.1.37.1.4および写真−2.2.1をカラーページの口絵として挿入する。

 4) ホームページとデータシート

  ・今回改訂により割愛される「光弾性実験」と「計算機シミュレーション」をスキャニングにより、  

PDF化し、ホームページに掲載する。

  ・データシートの有無を確認する。

 5) 装丁(表と裏表紙)と内表紙、序文、名簿、写真出典一覧

  ・資料3-16により鬼頭委員長より説明がなされた。

  ・内表紙において、「・・・・手引き」を「・・・・てびき」に変更する。

・コラム執筆担当者に北原先生を追記する。

  1. 最終版下原稿(150ページ程度)の相互査読と集約方法

  ・資料3-17により、鬼頭先生から説明があり、担当原稿を委員長および幹事あてに1021日(火)までに提出することとし、さらに、カラーページの口絵に掲載する写真を鬼頭委員長に提出することとした。

・提出された原稿全編をPDF化し、各委員がダウンロードできるように整備する。

  ・原稿の相互チェック者を栗原幹事が作成することとした。

(4) 今後の予定

 1) 最終下原稿の学会事務局提出

  ・1031日(金)

  ・校正時期は、約一ヶ月



以上