差出人: KITAHARA Takeshi [kitahara@cvl.gunma-ct.ac.jp] 送信日時: 2003年12月25日木曜日 18:58 宛先: Yusuke Honjo; 佐々木 義裕; nagao-t92y2@ysk.nilim.go.jp; shiraki@eng.kagawa-u.ac.jp; sato@civil.chuo-u.ac.jp; akiyama@civil.tohoku.ac.jp; katsuki@cc.nda.ac.jp; takumi@nagaokaut.ac.jp; m.fujita@shimz.co.jp; takada@load.arch.t.u-tokyo.ac.jp; tmishima@jcity.maeda.co.jp; s-nak@civil.ce.nihon-u.ac.jp; kitahara@cvl.gunma-ct.ac.jp; makoto.suzuki@shimz.co.jp; katsuchi@ynu.ac.jp; ishihara@bridge.t.u-tokyo.ac.jp; Sumio SAWADA 件名: Re: 第2回幹事会議事録(案)の送付 北原です. 「作用にかんする整理」に関しては,澤田先生+本城先生の修正版, 良くまとまっていると思います. また,基本的には,「作用」という概念で統一すること自体にも 反論はないのですが, 香月先生の言われるように,「荷重」という単語を残さないことには, 何か,違和感を覚えます. 数例を香月先生も示されておりますが, 用語だけに関しても, 死荷重 → 死作用 活荷重 → 活作用 雪荷重 → 雪作用 etc. となるのでしょうか? 死作用や活作用が,なんとなくピンと来ないのは聞き慣れていないからでしょうか? これらは,建築ふうに, 死荷重 → 固定荷重 → 固定作用 活荷重 → 積載荷重 → 積載作用 なら,まだ,少しは,マシでしょうか? 地震に関しても,全般的な話をしているときは,「地震作用」のほうが よいと思うのですが, 例えば,慣性力に置き換えた力は,やはり,「地震荷重」とよぶのが, スッキリするようにも思います. (そもそも,静的慣性力に地震作用を置換して考えること自体を放棄すれば別ですが) 具体的な「力」として,モデル化されるイメージの強いものには, やはり「荷重」という単語はピッタリ来る気がします. 繰り返しますが,全般的な話では,「作用」で統一的に纏めて考えることには 賛成なのですが,用語としては,「荷重」がなくなると難しい面もあるようだ... という感じがしています. At 18:14 03/12/25 +0900, you wrote: > > 本城先生が わざわざ 提案しておられることに なんですが。 > 本指針が 将来的に広く浸透した場合の影響について考察すると やはり 「荷 >重」という単語を残すことが魅力的に思えるのですが。 > > >> 佐々木さんが作成され、澤田先生が修正されたものに、マイナーな修正をしまし >た。 >> 要点は、次の通り。 >> (1) 荷重は、すべて作用で置き換える(澤田先生の考え方に賛成) >> (2) 澤田先生の挿入された「構造(解析)モデル」を、「構造(解析・設計計 >> 算)モデル等」としました。理由は、荷重の入力は振動台実験などでもありうる >と、 >> 考えたからです。設計法に、計算による方法のほか、実物試験やモデル試験も >> ISO2394では許されたいます。 >> (3) 作用モデルの第2項の意図がよく分かりませんでした。 >> >> しかし、基本的にお二人の案は、非常によくできていると思いました。 ------------------------------------ 北原武嗣,KITAHARA Takeshi 国立群馬工業高等専門学校 環境都市工学科 371-8530 前橋市鳥羽町580 TEL&FAX: 027-254-9189