Civil Engineering Design Prize 2003, JSCE
Civil Engineering Design Prize 2005, JSCE
Inacus Bridge
所在地:大分県別府市荘園町6組  地図
事業者:別府市建設部土木課
授賞対象者
氏名
所属
役割
川口衞
株式会社川口衞構造設計事務所代表取締役 設計統括
永瀬克己
法政大学工学部建築学科講師(当時) 意匠設計
伊原雅之
株式会社川口衞構造設計事務所所員(当時) 構造設計
伊藤孝行
新構造技術株式会社九州支店設計課長(当時) 下部構造設計及び施工計画
松村英樹
新構造技術株式会社取締役 技術部長(当時) 技術アドバイス
別府市建設部
デザイン実現のため、関係機関との調整を計り、施工監理、管理を行った。
講評
別府市西部の県立南立石公園と国立西別府病院を結ぶ歩道橋である。構造形式をサスペンアーチ構造とし、友好都市・中国烟台市産花崗岩による床版を橋本体の構造体とした、構造原理が素直に造形的に表現されたデザインが評価できる。
古くに砂防工事がされ、近年遊歩道やポケット広場等が整備された境川からの眺望は、遠景として西に鶴見岳、東に別府湾を背景に軽やかに浮遊し、美しい姿が表現されている。
ただ、設計者の責任の範囲外ではあるが、病院、公園をつなぐ橋詰め広場の段差とスロープ等バリアフリー化への改良が必要である。(佐々木政雄)

緊張感のある美しい橋である。上向きの曲率を持つ路面、下向きの曲率を持つ鋼材が、アーチと吊システムを構成し、共同して荷重に抵抗する合理的な構造である。
通常、この種の構造を規模の小さい歩道橋に採用しても接合構造が大きくなり、満足できる結果が得られることは少ないが、本橋のディテールの処理は見事である。
プレストレスによる路面を構成する石材の一体化、吊材へのアイバーの使用等、豊富な経験と卓越した技術力を持つ設計者が、遊び心を持って計画したことが窺える傑作である。(三浦)

土木学会 | 景観・デザイン委員会 | 研究発表会 | 論文集 | デザイン賞 | デザインワークショップ | 報告書/過去のイベント | 委員会について
(c) 2002-8 土木学会景観・デザイン委員会 テキストおよび画像の無断転用を禁止します
Copyright by Landscape & Design Committee, JSCE. All Rights Reserved.