テクニカルディスカッション発表は、口頭発表、ポスター発表で行われてきた「景観・デザイン」を主体に発表・議論する場ではなく、社会資本整備に伴う様々 なプロジェクトのテクニカルな部分に焦点をあてる発表です。プロジェクトを成功に導いたテクニカルな視点（新たな知見、高度な技術力、各種調整力、デザイ ン力等）について、話題を提供し議論する場を目指しています。社会資本整備は、長い期間で実施され多くの人々が関わ ることから、１個人がブロジェクトの全容を語ることは困難であると考えます。プロジェクトのテクニカルな視点に着目することで、企画・構想、計画・設計、 施工、維持管理といった各パートでの話題提供が可能となり、活発な投稿が可能になると考えています。なおプロジェクトを主体とした話題提供のため、発表部 門の対象は、Ａ：デザイン作品部門，Ｂ：計画・マネジメント部門のみとしています。

　テクニカルディスカッションはその名のとおり、提供される話題の内容、プロジェクトの分野等を勘案し、複数名でセクションを構成して、ディスカッションするスタイルとしています。
　景観・デザイン研究発表会にこの発表部門を設けることで、「景観・デザイン」を専門とする技術者・研究者だけでなく、社会資本整備に携わる他分野の技術者・研究者との交流・議論の場となることを期待しています。