コンサルタント委員会

ここは第7小委員会です。


テーマ 7
発注者支援制度の研究

 新規投資が主流であった20世紀の公共事業投資は,21世紀には更新投資に移行すると言われています。「保全」の時代になるわけです。維持補修や更新費用についても,1990年度で4兆円程度の規模が2010年には20兆円超と推計されています。このように今後,建設の時代から運営の時代へ移行していくとして,公共事業のルールが変更にされることが予想されます。VFM(Value For Money)を用いた投資に関わる意志決定,仕様発注から性能発注への移行,Design-Build方式を始めとする入札・契約方式の変更,適正なマネジメントシステムによる事業執行管理,利害関係者との合意形成,第三者機関の事業参画など,多くの変更が考えられます。

 このような状況を踏まえ,当第7小委員会では,これからの時代において重要な役割を果たすと考えられる「マネジメント」に重点を置き,@事業執行目的の合理性追求と合意形成を実現できる発注者支援ツールとしてのValue Management,A国民にわかる形で投資と維持管理の意志決定に奉仕すべく英国や米国で既に取り組みがなされているAsset Management(資産運用管理)を対象にして,B発注者支援システムの具体的提言を概ね2年間(平成12年6月〜平成14年5月)の予定で,表記テーマについて調査・研究します。

         活動状況


     小委員会名簿(平成13年5月13日 更新) 


 

第7小委員会へのお問合わせ先
小委員会委員長: 中村 裕司 「潟Aイ・エス・エス」


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