土木計画学ワンデーセミナー No.64
『社会・経済リスクの下での社会資本整備の経済効果分析
 ― 応用都市経済モデルの適用と課題 ―』

■開催趣旨:
 これまで,土木計画学と中心に土地利用交通相互作用モデルの名の下,交通整備が都市構造に及ぼす効果を分析する数多くの計量モデルが開発されてきた.なかでも,応用都市経済(CUE)モデルはその理論的基礎をミクロ経済学的な行動理論に依拠するという特徴を持ち,実際の社会資本整備事業の経済評価での適用を通じて実用化が進んできている.CUEモデルと同様に社会資本整備の経済評価への適用事例の多い応用一般均衡モデルと比較すると,CUEモデルはより微視的な地域・都市計画的な観点からの分析に優れ,立地・土地利用変化の分析などの描写に適している.昨今の社会・経済環境の変化に伴い,CUEモデルは,交通整備のみならず,土地利用規制,環境規制,コンパクトシティ施策など様々な政策・施策の評価への適用が期待されている.
 本セミナーでは,CUEモデルに関する最近の取り組みを紹介すると共に,その課題と今後の方向性に関する議論を行うことを趣旨としている.

■主催:土木学会土木計画学研究委員会
「社会・経済リスクの下での長期的な社会基盤政策の理論研究小委員会」
■共催: RAEM-Light協議会

■日時:3月1日(木) 10時~17時予定

■場所:土木学会講堂

■定員:80名(定員になり次第締め切らせて頂きます)

■参加費:無料

■プログラム(予定)

10:00~10:05 主旨説明:堤盛人(筑波大学)

10:05~11:40  セッションI:予備的準備
 10:05~10:25 「CUEモデルの意義と発展経緯」 堤 盛人(筑波大学)
 10:25~11:40 「CUEモデルの構造と適用事例」 山崎 清(価値総研)

11:40~13:00 昼休み

13:00~14:30 セッションⅡ:CUEモデルの課題と展望
13:00~13:30
 「CUEモデルの適用におけるデータの扱いについての課題と展望」 
                      堤盛人(筑波大学)
13:30~14:00
 「CUEモデルの実用上の課題と展望」     山崎 清(価値総研)
14:00~14:30
 「CUEモデルを用いた便益評価の課題と展望」 小池 淳司(神戸大学)

14:30~14:50 休憩

14:50~16:20 セッションⅢ:CUEモデルの新たな展開
(役所・コンサルタント等の実務での現在の取り組みについてご紹介いただく予定です。)

16:20~16:50 総括とディスカッション
 司会:小池 淳司(神戸大学)

■申込方法
 下記の必要事項をご記入の上,2月22日(水)までにメールにてお申し込みください.
 定員に達し,お断りさせていただく場合のみ,ご連絡させていただきます.

 e-mail:CUE_seminar@fukken.co.jp
 
(申込内容)
  件名:ワンデーセミナー申込(応用都市経済モデル)
  氏名:
  E-mailアドレス:
  電話:
  FAX:
  勤務先:
  所属:

 ※個人情報保護法に基づき,提供された個人情報は,その目的以外の用途には利用しません.

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