横浜国立大学 公開講座
都市交通計画最前線2011

都市交通計画分野での最新の動向、特に持続可能な社会の実現に向けてのさまざまな取り組みを紹介し、公共交通に対する「意識」調査を通して自動車に依存しない都市の発展には何が必要かを人々の"意識"から探っていきます。

■ 開催日時 2011年6月11日(土)14:00~17:00
■ 会  場 工学部講義棟 C201教室
■ プログラム

第1部:公共交通に対する「意識」調査とその実施例(1)(岡村准教授)

交通利用者の調査では、交通機関に対する人々の「意識」「認知」「態度」を把握することの重要性が増しています。本公開講座では、第1部と第4部とに分けて、調査の実施例や分析結果をもとに、公共交通に関する調査の今後の展開を論じます。なお、第1部の最後で、実際にアンケート調査を実施予定です。その回答結果は、第4部において活用予定です。

第2部:中国の都市交通問題とその対策(王研究教員)

近年,中国の大都市はクルマ社会が加速していて,交通渋滞や環境問題など様々な都市問題が噴出してきています。高速鉄道や都市鉄道の建設ブームをはじめ,中国ではこれらの問題について積極的に対応を開始しています。ここでは,中国での先進事例を紹介するとともに,他の途上国への示唆や,高度成長期を経験した日本から,こうした問題へ対応ノウハウや技術,経験を生かす可能性を探っていきたいと思います。

第3部:都市のあり方と都市交通(中村教授)

今年は、基礎に戻って、海外の事例をどう学び、日本での経験をどう総括し、次の100年の都市はどうあるべきか、そのときに 交通で何ができるのか、何をすべきなのか、さらに、その動きの中で、市民が、事業者が、行政が取り組むべき課題はなにか論じてみようと思います。

第4部:公共交通に対する「意識」調査とその実施例(2)(岡村准教授)

第1部に引き続いて、交通利用者の調査の実施例や分析結果をもとに、公共交通に関する調査の今後の展開を論じます。国内の公共交通の課題の紹介とともに、海外(主に開発途上国)での公共交通利用に対する意識調査から、自家用車が増加している途上国で、自動車に依存しない都市の発展のために何が必要かを、人々の「意識」のなかから探っていきます。

■ 参 加 費 無料(懇親会参加の方は、実費1000円)
■ 定  員 150人
■ 主  催 横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院
■ お申込み方法・お問い合わせ
氏名、年齢、性別、職業、連絡先、懇親会参加可否の情報を添えて、下記までメールかファックスでお願いします。
 あて先 横浜国立大学 中村文彦 研究室
 E-mail m-koiwa あっとまーく ynu.ac.jp
  (あっとまーく のところは @ です)。
 FAX  045-331-1707

以上

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