2004.3.18  

文責:関根(早稲田大学)

 

2003年度第二回基礎水理部会議事録

 

 

日時2004317() 12:3013:30

場所熊本大学大学教育研究センター棟第一会議室

出席者:長谷川,泉,伊藤,大本,河原,木村,里深,清水(康),清水(義),高濱,冨永,中川,橋本,羽田野,檜谷,藤田(一),藤田(裕),細田,安田,山坂,渡邊(敬称略)

 

報告事項:
1.前回議事録の確認

長谷川部会長(北海道大学)より,前回議事録についての説明があり了承された.なお,担当の幹事の手違いにより当日資料を配布することができない旨のお詫びと説明とがなされ,了解された.資料に関しては後日送付されることが確認された.

2.新部会員の紹介

新たに部会員となることになった木村一郎先生(松江高専)が紹介された.

3.水工学委員会の議題について

 長谷川部会長(北海道大学)より,前日に開催された水工学委員会の議題について説明がなされた.

 

議事:

1.            各研究分科会の活動状況について

   各分科会の活動状況に関して口頭で説明があった.なお,関連の資料に関しては後日送付する旨発言があった.

@「粘着性材料の浸食特性と流砂モデル」分科会

        関根委員(早稲田大学)より,来年度に第2回研究集会を開催する予定で準備を進めている.

A「伝統的河川工法の技術評価」分科会

大本委員(熊本大学)より,2003年5月1〜2日にわたり京大防災研究所宇治川水理実験所にて研究集会(第三回伝統的河川工法勉強会として)が開催されたことが報告された.また,現在その報告書がとりまとめ中であることが説明された.

B「河川構造物等に作用する流体力と流れ」分科会

羽田野委員(山口大学)より,2003年8月21-22日に日本大学工学部で開催された第4回研究会について報告された.また,次回の予定が今年12月下旬になることが説明された.

  C「数理水理学の現状と展望」分科会

泉委員(東北大学)より,2003年12月2526日にわたり定山渓温泉鹿の湯にて研究集会が開催されたことが報告された.

  D「水工学におけるIT」分科会

藤田委員(神戸大学)より,基礎水理部会のホームページ(HP)に分科会のHPが開設されたことが報告された.また,このHPに新たに掲載するべき情報の提供について依頼があった.

  E「河床変動計算技術に関わる検討会」ワーキンググループ

 清水委員(北海道大学)より,国土交通省との間で進められている検討会の内容について報告がなされた.また,関連する事柄として,2004年3月26日〜27日に京都でワークショップを開催し,オランダDelftの研究グループと共同でモデルの比較・討議を行うことが細田委員(京大)より紹介された.

 

2.            その他

前日に開催された水工学委員会における協議事項の「平成16年度全国大会討論会企画案」に関して説明があり,これについて議論を行った.上記委員会において示された討論会のタイトルは「水理学の使命と役割−水理学は21世紀に生き残れるか?−」であった.協議の結果,タイトルの見直しを含めて基礎水理部会がこれに積極的に関わっていくことが確認された.

以上