2002.10.11
文責:関根(早稲田大)

基礎水理部会議事録(案)

日時:2002年9月26日(木) 12:00〜13:00
場所:北海道大学工学部A棟1階第3会議室
出席者:長谷川,泉,伊藤,里深,清水(康),清水(義),関根,冨永,長林,橋本,羽田野,藤田(一),
    藤田(裕),安田,山坂,渡邊(敬称略)

報告事項:
1. 平成14年度 第1回 水理委員会について
2. 基礎水理部会報告(2002年3月の部会以降の活動経過)
以上2件につき配付資料に基づき説明があり,了承された.


配布資料に基づき羽田野委員(山口大)ならびに長林委員(日本大)より表記の件につき説明があった.

議事:
1. 各研究分科会の活動状況について
@ 「粘着性材料の浸食特性と流砂モデル」分科会
  関根委員(早稲田大)より,これまで準備を進めてきた「粘着性土の浸食に関するシンポジウム」を今年11月に開催する予定であることが報告された.詳しい資料を用意しなかったため,近々メールにて部会長に連絡の上,各委員にお知らせする予定である.

A 「伝統的河川工法の技術評価」分科会
  第二回の勉強会が本年5月1日に利根川上流工事事務所にて開かれた旨の報告が,長谷川部会長よりなされた.参加者は18名(上記事務所職員8名を含む)

B 「河川構造物等に作用する流体力と流れ」分科会
  配付資料に基づき羽田野委員(山口大)ならびに長林委員(日本大)より表記の件につき説明があった.研究テーマは8件で,研究期間を平成13年7月1日〜平成16年3月30日とする.また,第2回シンポジウムを1月15,16日に土木学会図書館で開催する予定であること,その原稿の締切が10月25日であることが報告された.また,多数の応募を期待している旨の発言があった。また,関連して冨永先生から発言があり、応用力学委員会のほうでもメンバーの固定、シンポジウム参加者が発表者だけになっている問題などがある旨指摘された。その後の議論で、「流体力」分科会のほうで可能な限り相互参加の呼びかけをおこない、将来、シンポジウムの共催をめざすようにしてはという発言があった。

C 「数理水理学の現状と展望」分科会
  泉委員(東北大)より資料に基づき,第1回研究集会が平成14年7月19日午後1時より東北大学で開かれたことが報告された.参加者は12名.次回は12月頃京都大学で,また第3回は6月頃北海道で,それぞれ開催の予定である.

D 「水理学におけるIT」分科会
  藤田委員(神戸大)より同分科の現状が説明され,藤田委員・清水委員(北海道大)に伊藤委員(立命館大)を加えたメンバーで今後新たに検討を進めていくこととなった.


2. 今後の活動について
@ 国土交通省との河床変動計算技術に関わる検討会(仮称)について
  清水委員(群馬大)より表記の件につき報告があり,国土交通省が河床変動計算手法の検討会を土木学会と共同で発足させたいとの意向であることが紹介され,土木学会側の窓口として基礎水理部会がそれに当たることとし,新たな分科会とすることを了承した.世話人として,渡邊委員(広島大),清水委員(北海道大),清水委員(群馬大がその任に当たるほか,里深委員(京都大),関根委員(早稲田大)がこの分科会に加わることとなった.

A その他
 水理委員会のホームページの更新について話題となり,今後,清水委員(群馬大)がこれを担当する(その後,山坂委員(国士舘大)より,負担分散のため代わってこの任に当たるとの申し出があり,すでにホームページの更新を行って戴いた).


以上