「アジェンダ21/ 土木学会」起草委員会
1992年6月の国連「環境と開発」会議の成果としてだされた「行動計画アジェンダ21」に基づき、各国、自治体、企業等の組織がそれぞれ「アジェンダ21」づくりを進めていた。土木学会としても「アジェンダ21/土木学会」を作成し、広く学会の研究活動指針とすべく、起草委員会を設立した。

同年7月に、土木学会地球環境委員会に参加している8常置委員会〔水理、衛生工学(現 環境工学)、海岸工学、土木計画学、エネルギー土木学会、原子力土木、海洋開発、環境システム〕からの委員・幹事の他、広く他の委員会からも、参加を募集した。

1993年6月30日に会長宛て、委員名の『「アジェンダ21/土木学会」案策定に向けての活動報告書』提出した。

同年11月17日第1回、1994年1月10日、同年3月7日、第3回の起草委員会を開催し、3月18日の理事会に「土木学会地球環境行動計画―アジェンダ21/土木学会―」を提出し、承認を得た。

同年4月22日、大韓土木学会総会にて井上副委員長が「土木学会地球環境行動計画―アジェンダ21/土木学会―」について、特別講演を行った。

同年4月末に土木学会誌4月号別冊増刊「地球共生時代の土木」(121〜125頁)に「土木学会地球環境行動計画―アジェンダ21/土木学会―」が、掲載された。

1996年4月16日、竹内良夫事務所から「土木技術者に地球環境問題の知識を普及する活動方法研究」の委託を受け、7月26日の土木学会正副会長会議にて承認された。これにより「土木学会地球環境行動計画―アジェンダ21/土木学会―」の簡易版、英語版を作成し、全国の土木系大学、高等専門学校、工業高校を中心として広く配布し、また、全国大会(名城大学)会場でも配布した。


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