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中小河川における天然河岸の保全手法に関する研究

 

千葉武生1・萱場祐一2・尾澤卓思3

 

1 工修 独立行政法人土木研究所 水循環研究グループ 交流研究員

      (〒501-6021 岐阜県羽島郡川島町笠田町官有地無番地)

2正会員 工修 同上 主任研究員(〒501-6021 岐阜県羽島郡川島町笠田町官有地無番)

3正会員 同上 上席研究員(〒305-8516 茨城県つくば市南原1-6) 

 

本研究では都市化の進行や河川改修により減少してきている天然河岸を保全するための手法及び技術の確立を目指し、天然河岸の実態把握、河岸強度の定量化手法についての検討を行った。空中写真を用いて天然河岸の分布状況を把握した結果、神奈川県内の天然河岸は著しく減少していることが明らかになった。また、ケーススタディ河川における現地調査から、天然河岸の形態、材質、植生等の特徴を把握することができた。さらに、河岸強度の定量化については境川において河岸の浸食速度を推定した結果、河岸の浸食速度は非常に遅く、歴史的に見ても河道はほとんど変化していないことが明らかになった。

 

Key Words: natural riverbanks, conservation, restoration,  the feature of natural riverbanks, erosion rate