■環境システム委員会 第18回地域シンポジウムのご案内

「総合的な沿岸域管理/臨海工業地帯の再考」

主催 土木学会環境システム委員会,国土技術政策総合研究所,
    国土交通省近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所
協賛 (財)港湾空間高度化環境研究センター

■日時 平成20年5月22日(木)13:00−16:45

■場所 神戸地方合同庁舎1F 第4会議室(兵庫県神戸市中央区海岸通29番地) →アクセス(link)

■趣旨 海洋基本法に基づく海洋基本計画がこの3月に策定された.そのなかに沿岸域を総合的に管理していくという方針が位置づけられ,沿岸域の総合的管理に対する関心が高まっている.そうした状況を受け,現在の沿岸域の利用と管理をよりよいものにしていくための研究や事例を紹介し,今後取り組むべき課題について議論を行う.
 臨海工業帯は超スケールの構造物が建ち並ぶ特徴的な空間である.そこに産業観光や芸術空間といった視点を導入し,これまでにない利用を試みる人達が現れている.臨海工業地帯からそうした新たな価値を引き出すことができれば,沿岸域は有益な資源を地域に提供することになる.そのため,臨海工業地帯の見直しや活用についての研究や事例の紹介をもとに,臨海工業地帯を新たな視点から利用していくための課題について議論する.

■プログラム
13:00−13:05 開会

第一部 総合的な沿岸域管理

13:05−13:40 「沿岸域管理の現状と総合的管理についての論点」
          木下明(日本システム開発研究所研究部第三研究ユニット)

13:40−14:15 「ドバイの沿岸域開発の形」
          日野隆(大成建設国際支店営業部担当部長)

14:15−14:50 「総合的な沿岸域管理のためのリスク分析と管理手法」
          Guofang Zhai(国土技術政策総合研究所沿岸海洋研究部研究官)

14:50−15:05 休憩

第二部 臨海工業地帯の再考

15:05−15:35 「産業観光からみた臨海工業地帯の可能性」
          伊藤和良(川崎市経済労働局産業振興部部長)

15:35−16:05 「アート空間としての臨海工業地帯の可能性」
          小原啓渡(Creative Center Osaka プロデューサー)

16:05−16:40 「臨海工業地帯景観の再考」
          岡田昌彰(近畿大学理工学部准教授)

16:40−16:45 閉会


■参加申込 参加は無料で,事前申込は必要ありません.会場は約100席です.多くの来場がある場合には,一部の方にご迷惑をおかけする可能性があります.予めご了承をお願い致します.

【問合わせ先】 土木学会事務局研究事業課(行事担当:佐々木)TEL:03-3355-3559(直通)
        〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)