■環境システム委員会 第17回地域シンポジウムのご案内

「有明海の環境改善に向けた広域環境管理によるアプローチ」

主催 NPO法人みらい有明・不知火,熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター,
    土木学会環境システム委員会
後援 国土交通省九州地方整備局熊本港湾・空港整備事務所
協賛 (財)港湾空間高度化環境研究センター

■日時 平成19年12月10日(月)13:00−17:10

■場所 熊本大学工学部百周年記念館(熊本県熊本市黒髪2丁目39-1)
                        →アクセス(リンク)  →キャンパス(リンク)

■趣旨 有明海の環境改善を考えていくためには,そのテーマが含み持つ広域性という特徴に配慮して検討が進められることが必要である.そこで,@集水域における物質や水の流出を把握し,適切な管理システムを構想すること,A海域が持つ自然の特性を活かした環境改善技術の開発と実用化を進めていくこと,B対策を適切に実行していくうえで必要となる社会の意思決定の技術を高度化していくこと,C有明海の環境改善に向けた広域的な計画の作成についての行政の取組み,など有明海の環境の広域性にまつわる研究・取組みの事例を紹介し,それらをもとに有明海の環境改善についての今後の方向性や課題を議論する.

■プログラム
13:00−13:05 開会

13:05−13:45 「有明海干潟海域環境の改善・評価に向けた試み」
          増田龍哉(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター特定事業研究員)

13:45−14:25 「陸域から発生する統合的な汚濁負荷発生量の評価システムを用いた
          技術政策シナリオの提案」
          村野昭人(東洋大学工学部特任講師)

14:25−15:05 「有明海・八代海の環境と防災、そして調和へのシステムづくり」
          滝川清(熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター教授)

15:05−15:20 休憩

15:20−16:00 「三河湾での環境評価の改善に向けた試み」
          鈴木武(国土技術政策総合研究所研究室長)

16:00−16:40 「有明海・八代海再生へのマスタープラン〜熊本県の取組み〜」
          森永政英(熊本県環境生活部環境政策監)

16:40−16:55 討論

16:55−17:00 閉会


■参加申込 参加は無料で,事前申込は必要ありません.会場は約200席です.多くの来場がある場合には,一部の方にご迷惑をおかけする可能性があります.予めご了承をお願い致します.
【問合わせ先】 土木学会事務局研究事業課(行事担当:佐々木)TEL:03-3355-3559(直通)
        〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)