■環境システム委員会 地域シンポジウムのご案内 「未来への環境政策、超長期ビジョンを描く」 |
将来の持続型環境社会を約束するために、現在何をしておくべきかを考えることは益々重要な課題となってきている。地球温暖化の問題では50年から100年の将来を見通して時宜を失うことなく実施しなければならない政策もある。しかし、この超長期的ビジョンの研究は昨今始まったばかりであり、目的の設定や研究のアプローチなどついて議論すべき点が多い。そこで、本シンポジウムでは、環境研究の先駆者に環境社会の超長期ビジョンについて概論を講演いただき、また、行政側から超長期ビジョンの必要性を講演していただく。そして、現在進行中である3つの超長期ビジョン研究、すなわち@日本を代表する2050年脱温暖化研究プロジェクト、A経済社会の持続的発展と環境負荷の緩和を物質的・人文社会科学的側面から解決を図ろうとする「サスティナビリティ・サイエンス」からのアプローチ、そして、B地域研究の代表として「持続可能な滋賀つくり構想」を3つの切り口として紹介いただく。最後のパネルディスカッションでは、環境システム委員会が独自の取り組みについて報告するとともに、パネラーに超長期ビジョン研究のあり方について総合的な議論してもらう。関心のある方にぜひ参加していただきたい。
記 1.主催 土木学会(環境システム委員会) 2.日時 平成18年10月9日(月) 13:00−17:35 3.場所 京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールT 京都市左京区吉田本町(TEL 075-753-2285) 4.参加費 無料 5.定員 100名 6.申込み方法 以下の参加申し込み先に電子メールで,「平成18年10月9日環境システムシンポジウム参加希望」を件名として,お名前,ご所属,ご連絡先(電話,住所,メールアドレス)を書いてお送りください. 【申込み締め切り】9月15日(金曜日)17:00 申込み多数の場合は先着者に限定させていただく場合もあります,ご了解ください. 7.参加申込・問合わせ先 (参加申込)土木学会環境システム委員会 幹事長 藤田(fujita@eng.toyo.ac.jp)宛 (問合わせ)土木学会事務局研究事業課 (行事担当:佐々木) TEL:03-3355-3559【課直通】 住 所 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内) 8.プログラム 13:00−13:05 開催挨拶 花木啓祐委員長 「招待講演」 司会 京都大学 松岡 譲 教授 13:10−14:00 環境社会の超長期ビジョン(仮) 滋賀県琵琶湖センター 内藤正明所長 「超長期ビジョンの計画と取り組み」 司会 京都大学 松岡 譲 教授 14:10−14:40 環境省 竹本 和彦 局長 環境政策の将来展望と超長期ビジョン 14:40−15:20 サステイナビリティ・サイエンスにおけるシナリオ学のアプローチ 大阪大学大学院 盛岡通 教授 15:20−15:50 持続可能な滋賀つくり構想について(仮) 立命館大学 島田幸司 教授 「パネルディスカッション」 コーディネータ 国立環境研究所 原沢英夫 領域長 16:00−17:30 テーマ「環境システムから見た環境政策超長期ビジョン」 パネリスト:内藤、竹本、盛岡、島田、花木 17:30−17:35 閉会挨拶 |