19回環境システムシンポジウム「環境システム学教育のすすめ」の開催

 

開催日:2005年3月7日[月]

 

今日、「環境システム」と言う言葉は、人口に膾炙されるかたわら、さまざまな意味を与えられてきました。そうした中で、環境システム委員会では平成16年度の小委員会活動として、過去30年間の委員会活動を踏まえ今後10年程度の環境システム研究の方向を探り、関連諸学ではなくなぜ環境システム学なのかをレビューし、その将来を展望する作業を行ってきました。より具体的には、以下の諸点です。

・なぜ環境システム学が重要なのか、その社会的必要性と理念。

・環境システム学の基礎ディシプリンと教育体制及び研究アプローチ。

・今後10年に必要とされる研究。

このシンポジウムでは、これらの活動のうち特に環境システム学の教育に焦点を絞り中間報告を行うものです。大学や大学院における環境システムの教育は何を可能にするか、それぞれ異なる教育課程の中に環境システム学教育を含めて行くにはどのようにすればよいか、土木教育全体の今後の方向とどのように連携するか、などについて高校、高専、大学、大学院の教育に携わる方を始め、さまざまな立場の方々の間で議論を交わすことを目的として企画しました。「環境システム」に関心ある方々の積極的なご参加をお待ちしております。

 

1. 主 催 : 土木学会(担当:環境システム委員会)

2. 日 時 : 3月7日[月]13:30 - 17:00 

3. 場 所 :土木学会 講堂

     東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)社団法人 土木学会 TEL:03-3355-3559(研究事業課:丸畑)

4. 定 員 : 100

5. 参加費 : 無料

6. 参加申込 : 事前登録制ではありませんが,会場準備の都合上,参加希望者は下記の問合先へご連絡ください。 


7. プログラム : (司会:北九州市立大学・二渡了)

         13:30 – 13:45 趣旨説明(環境システム委員会委員長 京都大学・松岡譲)

         13:45 – 14:10 環境システム教育の目標と科目の構成(東京大学・花木啓祐)

         14:10 – 14:35 環境システムを主体とした教育(滋賀県立大学・近藤隆二郎)

         14:35 – 15:00 実践型環境システム教育の紹介(和歌山大学・吉田登)

         15:00 – 15:25 環境システム教育へのシフトのススメ(東洋大学・藤田壮)

      休憩 15

         15:40 - 16:05 土木技術者教育のナビゲーション(広島大学・藤原章正)

         16:05 - 16:25 環境システム分野の人材に求めるもの(コメント)

              環境省廃棄物・リサイクル対策部・谷津龍太郎

              エックス都市研究所・内藤弘

         16:25 - 16:55 ディスカッション

      閉会あいさつ 環境システム委員会幹事長 国立環境研・森口祐一

 

8. 問合先 : 〒606-8501 京都市左京区吉田本町

京都大学 藤原健史

FAX 075-753-3336/E-mail:takeshi@env.kyoto-u.ac.jp