「環境工学研究論文集」別刷り無料配布の中止について


環境工学委員会委員長 大垣眞一郎

 「環境工学研究論文集」原稿執筆要領において、1論文につき別刷り50部を贈呈する旨を記載しておりました。しかしながら、以下に述べます理由により、本年度は別刷り無料配布を中止させていただくことにいたしました。原稿募集時点(2005年3月時点)では無料贈呈をすると記載しておきながら、結果的に贈呈しないとしたことは大変心苦しい決定でありましたが、幹事会での慎重な審議の末の決定ですので、何卒、皆様のご理解をお願い申し上げます。

1.電子的な論文の配信が主流になりつつあり、ハードコピーとしての「別刷り」の意義が薄れてきています。

2.土木学会全体でコスト縮減が強く求められており、環境工学委員会の予算も大変厳しい状況にあります。その中で別刷り無料贈呈を継続することは、環境工学研究フォーラム全体の予算を圧迫することになります。

3.来年度からの変更でなく、あえて今回実施することにした理由は、土木学会本部の各委員会の評価が厳しくなっており、できる限り早い対応が必要と判断したためです。ご迷惑をおかけする向きもあるかと思いますが、総合的、長期的に判断して、環境工学委員会関係者のためには、より早い改善が有益であると判断いたしました。


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