平成11年度 第5回コンクリート常任委員会・議事録

日時:平成12年1月7日(金) 15:00−17:00
場所:土木会館 2階[AB会議室]
出席者:魚本委員長、二羽幹事長
    石橋(代理津吉)、上田(代理名和)、大内、岡沢、阪田、佐藤、鈴木、関、多久和、
    竹田、田辺、辻、富沢、富田、福手、松岡、松下(代理鶴田)、丸山、宮川、宮本(代理河原)、
    山崎、の各委員、島、大津、河野の各幹事、学会:小野寺[全27名]
配布資料:
5−0  議事次第
5−1  平成11年度第4回常任委員会議事録(案)
5−2  2000年4月号「コンクリート特集」ディテール確定
5−3  新委員会設置の提案
5−4  コンクリート委員会・3種委員会の公募について
5−5  土木学会コンクリート委員会・第3種委員会の設置提案(改訂版)
5−6  第3種小委員会の設置願
5−7  日本学術会議リサイクル工学専門委員会への対応について
5−8  連続繊維シートを用いたコンクリート構造物の補修補強指針素案(H11.11.18)に対する意見への対応
配付資料:コンクリート技術シリーズ、土木学会コンクリート委員会骨材試験方法小委員会「将来の骨材試験方法改訂のための検討」
回覧資料:「ISOへの対応」に関する第2回シンポジウム - ISOとCEN - 講演資料集

1.委員長挨拶

2.前回議事録の確認
 資料5−1により平成11年度第4回常任委員会の議事録(案)が幹事長より説明され承認された。

3.報告事項
(1)土木学会の論文賞、吉田賞、功績賞、国際貢献賞の推薦依頼について、幹事長より紹介があり、論文賞、吉田賞については個人推薦も可能なので各委員で推薦を考慮されたい旨、案内があった。また、功績賞と国際貢献賞については委員長名での推薦依頼が届いているため、幹事団で推薦者を検討することが了承された。これらに関連し、阪田委員より論文奨励賞への応募が少ないことについて紹介があり、次年度からの積極的な取り組みについて依頼された。
(2)資料5−2により幹事長より、学会4月号「コンクリート特集」について報告がなされた。
(3)示方書施工編−耐久性照査型−講習会(1月25日)について、幹事長より報告がなされた。それに関連して、島幹事より同じ講習会の地方開催について提案があり、各支部で考慮することが承認された。開催の有無、開催時期などについて各支部での担当を決めることになり、案として 北海道:上田、東北:鈴木、関東(新潟):丸山、中部:梅原、関西:宮川、中部:佐藤、四国:島、西部:松下 の各常任委員にお願いすることになった。そして、立案された企画を1月末までに島幹事へ各担当から知らせることとした。
(4)その他
(a)丸山委員より2000年の全国大会の論文投稿方式、申し込み方法などが電子メールを中心とした方式に替ることの報告があった。
(b)辻委員より、回覧資料の成果も踏まえ、ISO対応特別委員会が終了期限となったが、さらに延長して活動を進めることになっている旨の報告があった。

4.審議事項
(1)資料5−3により、河野幹事より前回の委員会で検討事項とされた2種委員会「国際関連小委員会」の設置について報告があり、委員会の目的を一部修正の上、設置が承認された。
(2)資料5−4により幹事長から3種委員会の公募の学会誌への掲載の内容について紹介があり、本資料が公募用のものであることを確認し、さらに一部修正の上、了承された。
(3)3種委員会の設置提案
(a)資料5−5により、名和委員代理より前回において承認が延期されていた3種委員会「岩盤斜面防護用吹付けコンクリート研究小委員会」について説明があり、目的及び内容を確認の上、319委員会として承認した。
(b)資料5−6により阪田委員から提案された3種小委員会の設置願を審議し、小委員会名を「収縮予測・設計小委員会」から「クリープ・収縮研究小委員会」と変更の上、320委員会として承認した。なお、この委員会では、ホームページ上でデータベースを公開したい旨の問い合わせがあり、この件も設置と併せて承認した。
(4)資料5−7により日本学術会議リサイクル工学専門委員会への対応について審議し、317委員会の河合委員長より提案の通り了承した。なお、リサイクル工学シンポジウムについては、関連の前委員会の田澤委員長とも検討の上、講演者の立場を明確にして対応していただくこととした。
(5)資料5−8により丸山委員から、前回に意見のあった箇所について対応を検討中である点について報告があり、了承された。
(6)その他
(a)土木学会賞の推薦方法について大内委員から質問があり、関連してコンクリート委員会としての論文賞及び吉田賞の推薦は行わないことを確認した。
(b)委員長より、昨今のコンクリート問題を見ると、耐久性に関する研究データが有効に使えるデータベース化の必要性が高い、との問題提起があった。幹事会で委員会の設置も考慮し、対応を検討することになった。
(c)河野幹事より配布資料(コンクリート技術シリーズ)について説明がなされた。

5.次回の常任委員会
 次回の予定は平成12年 3月 1日(水) 15:00−17:00

                                           以上