3.その他の取組み(−HPコンテンツの充実−)

3.1 子供の土木への認識(小中学生を対象としたアンケート)

 2002年8月〜9月にかけて一般の小中学生およびその教育者に対して土木に関するアンケート調査を実施し、283人から回答を得た。内訳は、小学生低学年が59人、小学生高学年が125人、中学生が92人、教育者が7人となっている。結果の一部を資料−6に示す。

 土木について知りたいと思う人の比率や、土木体験スクールへの参加希望率などから、土木に対して、少なくとも小中学生は高い関心を示していることが判った。昨今の、大学・就職における土木の不人気と重ね合わせると、高校・大学の年代において急速に関心を失っていくという図式が浮かび上がる。より多くの人に土木をより知ってもらう、関心をもってもらうためには、小中学生時における関心を満足させる情報提供と、高校・大学生に対する職業としての土木の魅力をアピールすることが重要と考えられる。
 

3.2 コンテンツ充実のためのアイデア募集

 2003年2月〜3月にかけて調査研究部門の常置委員会(29委員会)に対してアンケート調査を実施し、10の委員会(回収率35%)より計22件のアイデアが寄せられた。集約結果を資料−7に示す。特徴は下記のとおりである。

また、内容からまとめると以下のとおりである。 今回のコンテンツアイデアの多くは、子供や教育者を対象に土木の役割、仕事や技術の理解を促進していく内容が多く見受けられた。

3.3 コンテンツ整備への取組み

 コンテンツ整備にあっては、部門横断的な高い視点が求められる活動や幹事部門で標準化(言葉やキーワード)を行った後、各委員会の協力を得て作り上げていく活動など企画運営連絡会議が中心となった活動が必要と考える。


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