2.5 Slashシステムを用いた情報受発信の仕組みの構築

2.5.1 仕組みの具体化に関するコメント

 情報の受信・発信機能に関する要求事項を、Slashシステムを用いた情報受発信の仕組みを用いて具体化するため、委員会等で意見を募り具体化作業を行った。

 主要な意見とその対応を下記に示す。


また、今回の取組みの範囲を超えるものであるが、今後の学会の情報戦略を考える上で有益な意見も多く、主要なものを下記に示す。今回は社会との繋がりを密接にするための第一歩として、情報の受発信システムを構築。今後、さらに検討が必要と認識された。


2.5.2 提案する仕組み
 上述の各種意見・議論を踏まえて、Slashシステムを用いた情報受発信の具体的仕組み案を資料−3のとおり作成した。
社会との情報受発信の仕組みにおける要求機能として、各役割を下記のように定めた。

 ○事務局(Slash編集者)

 ○目利き  ○登録回答者  ○学会としての情報発信


2.5.3 JSCE.jpサイトの構築(資料―4参照)
 JSCE.jpサイトは、Slashの提供する以下の機能を組み合わせ構築した。
 @「記事、質問等の投稿」と「コメント」機能を利用した双方向性の確保
 A「セクション」と「トピックス」機能を利用した情報の整理(資料−5参照)
 B「フリーワード検索」機能
 C「ID」と「パスワード」機能による情報管理
 D「セマンティックWeb」機能による情報管理

 この内、今回の会長提言特別委員会で求められる機能は、@、Aの機能の一部、Cである。その他の機能は、今後のシステム拡張性を示唆するためのプロットタイプとしての機能であり、H15年度以降このJSCE.jpを運営していく組織において、引き続き評価、改良、既存のHP機能との融合などが図られていくべき内容である。


目次へ戻る