平成10年度 海岸工学委員会 海岸工学論文集査読小委員会(第2回幹事会)議事メモ

日時:平成11年4月23日(金) 14:30〜17:00

場所:弘済会館1階「葵(東)」会議室

出席者: 西村委員長、水口幹事長、喜岡、酒井、柴山、中野、三村、安田、石田、泉宮、磯部、加藤、河田(代:島田)、清水、滝川、出口、鳥居、中山、灘岡、松原、真野、山下


議事

1. 前回議事の確認(資料1−1、2)
  ・あわせて人事異動に伴う幹事の変更の紹介(建・土研・海岸室長:佐藤->;鳥居、
   運・港研・水工部長:鈴木->加藤)

2. 報告事項
  ・学会賞の推薦 (資料2−1)
   ・論文賞:清水建設大山氏(論文集第II部門からの推薦)、奨励賞:運・港研下
    迫氏の受賞が決定した。

   ・論文賞委員会委員は、任期満了に伴い灘岡委員から佐藤慎司氏(東大)に交代する。
  ・第45回海岸工学講演会報告(資料2−2)
   無事に終了した。

3. 第46回海岸工学講演会(海岸工学論文集第46巻)応募論文審査について
  ・資料3−1、2に基づき応募論文審査結果について議論した。
  ・投稿総数451編から18点以上のもの264編と、17点のものから委員長、幹事長、
   編集小委員長の合議により選ばれた8編を合わせ、合計272編を選ぶこととした。

  ・採択率は 60.3% となる。
  ・査読結果については直ちに委員会のホームページ上に公開する。

4. 第46回海岸工学講演会について(資料4)
  ・開催地の幹事より資料に基づき準備状況について説明があった。
  ・会場は前日から使用可能であるので、セミナー等を企画する場合には幹事長、または
   事務局あてに連絡する。

  ・第4会場には文化ホール内のイベントホールではなくコンベンションセンター内の会
   議室をあてる。

  ・本年度は、ビデオプロジェクター(パソコン接続可)を用意する。

5. 第47回及び第48回海岸工学講演会の開催地について
  ・神戸の準備状況について報告があった(資料5)。
   ・会場の前日使用について検討する。見学会は、建設省と運輸省の双方に依頼する。

  ・第48回(2001年)については、熊本市を候補地とする。

6. Coastal Engineering Journal について
  ・CEJの出版及び編集状況について報告があった(資料6)。
   ・Citation Index については審査を受けている。
   ・Special Issue を企画し、Direct Numerial Simulation をタイトルとして考えている。
   ・販売促進を行っている。

  ・余委員は上海交通大学の所属となったが、引き続き外国からの編集委員として編集賞
   委員会参加を依頼する。

  ・CEJの負担金について学会との分担について検討する。

7. 研究小委員会の活動状況について
  (1) 地球環境問題研究小委員会(資料7−1)
  ・分科会活動が報告された。    1〜4分科会の目標とまとめ方について説明があった。
  ・今年度の年次学術講演会で共通セッションを開催する。
  (2) 研究現況レビュー小委員会(資料7−2)
  ・第一分科会では設計波浪について検討しているが、特に第3世代の設計法(信頼性
   設計)について提言をまとめたい。

  ・第二分科会では、レーダを用いた海岸域の観測についてレビューがまとまりつつある。
  ・共に、まとまったものを本として出版することを検討している。

8. 第35回水工学の夏季研修会(Bコース)について
  ・資料8に基づき報告された。

9. 海岸施設設計便覧小委員会について
  ・3月末に一応の報告書を委託4省庁に提出した。
  ・「海岸施設設計便覧」として今年度末までに出版する。

10. その他
 (1) 水理公式集「海岸・港湾編」の編集作業進捗状況について
   第2校が終了した。(コピーを回覧)
 (2) 海岸工学マニュアル編集の進展状況について
   現在足踏み中であるが、「便覧」「公式集」の目途がつき次第作業を再開する。
 (3) 韓国海岸・海洋工学会の国際シンポジウムについての協力依頼の申し入れ(資料9)
   があり、委員会として協力することとした。

 (4) 海岸工学用語集の改訂については、沢本氏(東北大)を委員長として活動を開始する。
 (5) 委員の改選について、次回の幹事会までに決めたいとの案内があった。
 (6) 海岸工学講演会の講演プログラムは、今後、委員会のホームページ上にのみ公開され、
   学会誌には記載されない。

 (7) 土木学会論文集編集委員会第2部門の委員は、海岸工学関連の2名の委員が交互に交
   代するよう、松原委員が1年任期を延長する。

   他の1名は、高橋氏(港研)から榊山氏(電中研)に交代する。
 (8) 学会誌の活性化のための企画(例えばテーマを絞ったミニ特集など)に当委員会も協
   力する。

 (9) ICHD2000(横浜市)の案内が配布された。

                           (柴山記)