平成15年度海岸工学委員会(第2回幹事会)議事録

 

日時:

平成16年4月14日 14:00〜16:20

場 所:

土木学会本館2階A会議室

出席者:

水口委員長,灘岡幹事長,青木(代理:水谷),浅野,磯部,今村,岡安,喜岡,榊山,柴山,清水(代理:関本),高木,高橋(代理:栗山),福濱,間瀬(代理:安田),松見,安田,山下 以上委員兼幹事

議事

  1. 前回議事録確認
    (灘岡幹事長,資料:No.1−1)

    ・平成15年度海岸工学委員会 第1回幹事会議事録(案)の確認

    ・平成15年度海岸工学委員会 第2回議事録(案)の確認

  2. 報告事項
    (灘岡幹事長,資料:No.2−1,No.2−2)

    ・2003年7月〜2004年4月の間の海岸工学委員会における関係事項が報告された.特に,2004.3.1にはCEJ財務関係打合せにおいて,民間におけるCEJ購読数拡大策が検討された旨の報告が行われた.

    ・第50回海岸工学講演会(東京)の結果が報告された.

  3. 第51回海岸工学講演会(海岸工学論文集第51巻)応募論文審査結果について
    (灘岡幹事長,資料:No.3)

    ・応募論部数は400編,査読平均点は18.6点(昨年とほぼ同じ)と報告された.

    ・第1次採択論文数は,5会場開催より290編と決定された.

    ・第1次採択論文は,まず従来通り査読点数18以上の269編とし,残り21(=290-269)編を17点台(48編),及び申込原稿の形式ミス(文字数・図面サイズの制限オーバー)により1点がつけられた論文(5編)から委員長,幹事長及び編集小委員長(代理:柴山幹事)が以下の条件で再査読し,採択候補論文(17点台;20編,1点がついた論文;1編)を提案され審議の結果,原案通り承認された.

    ・採択率(72.5%),応募総数,分野別応募数,組織分類別応募数等の経年変化について説明された.

    ・第54回海岸工学講演会(2006年)の開催地について,意見交換をした.

  4. 第51回海岸工学講演会の準備状況について
    (喜岡幹事,青木幹事(代理:水谷),資料:No.4−1,No.4−2)

    ・資料に基づいて,講演会及び見学会の準備状況,宿泊施設,交通手段について説明された.

    ・旅行代理店として近畿ツーリストを考えている旨の報告が行われた.

    ・灘岡幹事長より,Techno Oceanが第51回海岸工学講演会と同時期に開催されるため,両方に参加する可能性のある方(20名前後)の発表日を考慮することについて,Techno Ocean側と話し合った旨の報告が行われた.

  5. 第52回及び第53回岸工学講演会の開催(会場など)について

    第52回岸工学講演会の会場について
    (今村幹事,資料:No.5−1)

    ・予定している会場が2005年に改装工事の可能性があり,今年4月中に青森県と打ち合わせして,5月までには目途をつける予定との報告が行われた.

    第53回岸工学講演会の会場について
    (中野委員,資料:No.5−2)

    ・阿南市長との協議の結果,阿南市から全面的な支援が得られることになった旨の報告が行われた.

    ・日程が前回報告の11/16(木)〜18(土)から11/15(水)〜17(金)へ変更された.

    ・地元からの要望として「防災意識を啓蒙するような市民向けの講演会開催」を受け,津波被害推定ならびに軽減技術研究小委員会(今村委員長)の積極的な協力のもとで講演会の内容について検討を進めることになった旨の報告が行われた.

  6. Coastal Engineering Journal について
    (喜岡幹事,柴山幹事,資料:No.6−1,No.6−2,)

    ・CEJのVol.45のNo.3,Vol.45の特別号の内容が紹介された.なお,特別号の発刊のためページ制約条件の100頁を越えたが,ペナルティは課せられなかった旨の報告が行われた.

    ・CEJの編集メンバーは現在の15名体制を継続することが確認された.

    ・韓国で独自のJournalを発刊するため韓国側からYoon編集委員交代の申し出があるとの報告を受け,水口委員長よりYoon編集委員に対して継続の可能性を直接確認する必要があるのではという指摘があった.

    ・柴山幹事より,国内販売数拡大策として民間企業への働きかけを行うため,ワーキングを柴山,清水,高木及び幹事長で発足した旨の報告が行われた.また,購読申込方法について和訳「注文書」を示すと共に,World Scientific Publishing社へ直接申し込むよう要請された.

    ・高木幹事より,PaperだけでなくProject ReportやTechnical Noteのカテゴリー枠を新たに設けることについて提案があり,検討課題とすることになった.

  7. 研究小委員会,WGの活動状況について
  8. 第40回水工学に関する夏期研修会(釧路)について
    (山下幹事,資料:No.8)

    ・資料に基づいて,準備状況が説明された.

    ・プログラムは,ホームページにて案内することになった.

  9. 第41回水工学に関する夏期研修会の開催場所について
    (伊福委員(代理:松見幹事),資料:No.9)

    ・松山市で開催予定との報告が行われた.

    ・日程は,学生が参加できるように8月上旬で考えることになった.

  10. その他

    (1) 英文(要旨)による投稿の取り扱いについて
     (灘岡幹事長)

    ・第51回海岸工学講演会(海岸工学論文集第51巻)に対して英語で書かれた応募論文が1件(昨年は1件)あった.この取り扱いについて,投稿規定に「和文に限る」とはなっていなかったため,今年は受け付けた.次年度以降は,論文投稿用紙の執筆上の注意事項に「和文2000字以内」と明記する案が出され,承認された.
    ・英文はCEJ,和文は海岸工学論文集,と役割分担することの方向性について議論された.

    (2) その他

    幹事の交代について(松見幹事)
    ・平成16年度第1回海岸工学委員会(6月24日開催予定)より愛媛大学の伊福先生に幹事を交代する旨提案され,承認された.

    広報小委員会よりの依頼(岡安幹事)
    ・海岸工学委員会Webに対する各小委員会の活動記事掲載の依頼があった.

    海岸施設設計便覧の英語版の出版について(磯部幹事)
    ・初稿が出来上がり,著者校正が上がってきつつある旨の報告が行われた.

    海岸保全施設築造基準の出版予定状況についての問い合わせ(高木幹事)
    ・海岸保全施設築造基準の出版予定について問い合わせがあり,高橋幹事(代理:栗山)より5月中の出版予定との報告が行われた.

    UNESCO-IHEからの教官公募について(水口委員長)
    ・Department of Water EngineeringのCoastal Engineering and Coastal Zone Managementの教授公募について紹介された.

(記録係:松見)