平成15年度海岸工学委員会(第1回)議事録

日時:  平成15年6月25日 14:00〜16:40

場所:  土木学会講堂

出席者: 渡辺相談役,青木,池谷,石田,磯部,今村,岡安(代理:島谷),角野(代理:辻本),影山,勝井,喜岡,木村,窪内,後藤,五明,榊山,佐藤,柴山,清水,鈴木,須野原,清野,高木,高橋,田中,丹治,出口,鳥居,中村,中山,灘岡,半沢,藤原,細見,間瀬,松見,水口,安田,山下,の各委員

[議事]

1. 前回議事録確認(磯部幹事長,資料:No.1-(1),(2))

2. 報告事項(磯部幹事長,資料:No.2-(1))

3. 第49回海岸工学講演会報告(磯部幹事長,山下委員,資料:No.2-(3))

4. 部門活動目標調査票(磯部幹事長,資料:No.2-(2))

5. 平成15,16年度海岸工学委員会委員長の選挙

・投票の結果,新委員長として,水口委員が選出された.

・河田前委員長の挨拶と退出、水口新委員長の挨拶があった。

以下,新委員長により議事進行

6. 平成15,16年度海岸工学委員会の構成について(水口委員長,資料:No.3)

· 幹事長として,灘岡委員が指名された.

· 論文集編集小委員会委員長として安田委員,CEJ編集小委員会委員長として喜岡委員が,それぞれ指名された.

· 相談役として,酒井元海岸工学委員会委員長が推挙された.

7. 第50回海岸工学講演会について(磯部前幹事長:資料:No.4)

· 応募数が399編で前年に比べて約15%減となった.そのうち286編を採択したため,採択率がやや高くなった.資料の2ページ目の採択総数を270から286に修正する.

· 総得点が18点以上の論文270編と,総得点が17点の論文から16編を採択した.

· 会場(中央大学駿河台記念館)内での販売行為が禁じられているため,論文集は事前に購入するよう要請があった.

· 見学会は開催しないことが了承された.

8. 第50回海岸工学講演会特別シンポジウムについて(灘岡幹事長:資料:No.5)

· 海岸工学講演会の懇親会は,記念シンポジウム終了後の11月17日(月)午後7時より,ホテル メトロポリタン エドモントにおいて開催する予定.

· シンポジウム参加費は講演集込みで一般5,000円,学生3,000円程度としたい.参加費は事前払いあるいは事後払いとする.

9. 第51回海岸工学講演会について(喜岡委員:資料:No.6)

· 開催日程を当初案から変更し,2004年11月10〜12日で確定した.

10. 第52回海岸工学講演会について(今村委員)

· 11月下旬,青森市での開催を予定している.5会場を用意できる施設を既に確保した.

11. ACECCワークショップ参加について(喜岡委員:資料:No.7-(1))

· 本年5/21〜23に韓国で開催された上記会議の内容について報告された.SARSの影響で,中国,台湾から参加数が少なく,日本と韓国からの参加者が中心となった.

· 韓国の海岸工学講演会(本年8月開催)に対して,先方の希望にそって港空研永井室長をゲストスピーカーとして推薦することが了承された.

12. 対外連携小委員会について(灘岡幹事長:資料:No.7-(2))

· 第7〜9回のジョイントシンポジウムの内容について説明が行われた.

13. 海岸施設の利用者の安全性に関する小委員会(佐藤委員)

· 大蔵海岸事故のほか,利用者の安全性に関連した最近のトピックに対して,ハードおよびソフトの両面からの検討を行っている.

· 中間報告は行わず,年内にガイドラインを作成する予定.

· 委員長より「最終案に至るまでに本委員会メンバーの意見を聞く機会があるようにはからって欲しい」との発言があった.

14. 国際ネットワーク小委員会について(柴山委員)

· 掲示板のシステムを構築中である.

· 韓国,中国,台湾は,それぞれの国内でのネットワークがある程度できあがっている.この3国以外のアジア地域で,20〜30人程度のメンバーを想定している.

15. CEJの出版について(喜岡委員:資料:No.8)

· CEJへの投稿状況について説明が行われた.

· 2002年CEJ AwardへのSobey教授の論文の推薦が承認された.

· CEJ冊子の国内販売部数を増やす(結果として委員会の負担金が半額になる)ため,本委員会委員は、所属機関の図書館等ですでに1冊購読されていても,原則として個人でもさらに1冊購入するよう要請された.

16. 第39回水工学に関する研修会について(松見委員:資料:当日配布)

· 本年8月6,7日に岡山市で開催する上記研修会の概要が説明された.申し込み状況(6/24現在)は、海岸コース(Bコース)77名(定員150名)であり、奮って参加をお願いしたい.

17. 第40回水工学に関する研修会について(山下委員:資料:No.9)

· 日程は2004年7/29,30で,開催地は釧路市となる可能性が高い.

· 事務担当は水工学委員会で,資料に示す講義が予定されている.海岸コースの内容については,今後検討し,11月の本委員会に報告する予定.

18. 海岸工学論文集第50回の業界案内(磯部前幹事長:資料:No.10)

· 掲載が中断している会社について,会社側担当者の変更等の事情がある場合は事務局に知らせること. 

· 製品等の展示が,業界案内+50,000円のコストで行えることの周知をお願いしたい.

19. 沿岸生態系評価研究会(青木委員:資料:No.11)

· 資料に基づいて,これまでの活動状況が報告された.

20. 海岸施設設計便覧(磯部前幹事長)

· 英語版の原稿はほぼ出揃っており,APAC開催(2004年3月)までに完成させる予定.

21. APACについて(灘岡幹事長)

· SARSの影響で延期を決定した.変更後の会議開催期間と場所は,2004年3月1〜3日および幕張のプリンスホテルである.論文編集等のスケジュールもこれに合わせて変更する.

22. 広報小委員会について(磯部前幹事長:資料:No.12)

· 当委員会ホームページの製作・管理や,海講論文Web登録のサポートを担当してきたWebワーキンググループを,新たに小委員会とすることが提案された.

· 資料中の12.の1)項にある「技術的支援を行う」を「技術的業務を担当する」に修正した上で,本提案は了承された.

23. 大蔵海岸陥没事故調査報告書について(磯部前幹事長:資料:番号なし)

· 平成15年4月19日に発表された資料「水道管等による空洞保持に関する検討」について説明が行われた.  

24. 海岸工学委員会の定数について(磯部前幹事長)

· 企業枠(現在6名)を1名増員とすることが了承された.

· 委員長枠(現在2名)に関して、まずは1名増員するものとし、さらなる増員、指名の仕方等については次回の委員会までに具体的な検討を行うことが了承された.

25. 論文集編集小委員会について(安田委員)

· 8月に小委員会を開催し,海岸工学論文集の査読証明書の発行依頼がある現状を鑑みて論文集投稿要項について検討を行ない,全文査読や定期刊行物であることを明記するなどの修正案を取り纏め,その結果を11月の委員会でオーソライズして51巻に反映させるスケジュールを考えている.

                               以上

(記録 木村)