平成14年度海岸工学委員会(第1回)議事録

 

日 時:

平成14年6月19日14:00〜17:0

場 所:

土木学会本館2階AB会議室

出席者:

河田委員長,磯部幹事長,合田相談役
池谷,伊福,大山,勝井,五明,近藤,榊山,櫻井,島田,鈴木,清野,高木, 田中,出口,中山,半沢,広瀬,細川,以上委員
今村,角野,喜岡,窪内,佐藤,柴山,清水,高橋,鳥居,灘岡,松見,三村, 安田(代理:小林),山下,以上委員兼幹事 丹治オブザーバー

議事

河田委員長挨拶
  1. 議事録の確認
    (磯部幹事長,資料1)

    平成13年度海岸工学委員会(第2回)の議事録(案)の確認

  2. 大蔵海岸陥没事故調査小委員会の最終報告書(案)に対する審議
    (磯部幹事長,資料:「大蔵海岸陥没事故調査報告書(案)」,「大蔵海岸陥没事故調査報告書 6/11配布版に対する主な修正点」,「メールによる意見(5件)」)

  3. 報告事項
    (磯部幹事長,資料:No.2−(1),No.2−(2),No.2−(3))

  4. 第49回海岸工学講演会(海岸工学論文集第49巻)応募論文審査について
    (磯部幹事長,資料:No.3)

  5. 第49回海岸工学講演会の準備状況について
    (山下委員,資料:No.4)

  6. 第50回及び第51回岸工学講演会の開催(会場など)について

    第50回岸工学講演会の企画について
    (灘岡委員,資料:No.5−(1))

    第51回岸工学講演会の会場について
    (喜岡委員,資料:なし) 

  7. APAC2003の準備状況について
    (灘岡委員,資料:No.5−(2),No.5−(3))

  8. Coastal Engineering Journalについて
    (喜岡委員,資料:No.6,No.6−(2))

  9. 研究小委員会,WGの活動状況について

    1. 海岸保全中長期展望検討小委員会
      (佐藤委員,資料:「公開シンポジウムのポスター」)

      • 公開シンポジウムとして,これまで第1回(清水市),第2回(仙台市)と開催し,第3回を9月14日午後に新潟市で開催する計画で活動を進めている旨の説明があった.
    2. 対外連携小委員会
      (灘岡委員,資料:No.7−(2))

      • 資料に基づいて,沿岸環境関連学会連絡協議会(“沿環連”)の発足の紹介,2002年度のジョイントシンポジウムの計画,有明海の物理環境に関するHP公開等が説明された.
    3. 国際ネットワークWG
      (喜岡委員,柴山委員,資料:No.7−(3),(4))

      • 喜岡委員より資料に基づいて,Asian and Pacific Coastal NetworkのACECC Technical Committeeの活動状況が説明された.
      • 柴山委員より資料に基づいて,メーリングリストが7月からスタート,専用HPが海岸工学委員会のHPの下に立ち上げる準備,各国のキーパースンの選任中等が説明された.
  10. 第38回及び第39回水工学に関する夏期研修会について
    (角野委員,松見委員,資料:No.8,No.8−(2))

  11. 海岸工学論文集第49巻 業界案内欄掲載依頼について
    (磯部幹事長,資料:No.9−(1),(2))

  12. その他

    1. 海岸工学論文集原稿執筆要項
      (磯部幹事長,資料:No.10−(1))

      • 第49巻より250〜300字の論文要旨が入ること,テンプレートがWebで公開されていることが説明された.
    2. 海岸施設設計便覧の英語版の出版について
      (磯部幹事長,資料:No.10−(2))

      • 海岸関係の旧4省庁のサポートにより出版経費の目途がつき,2003年9月出版に向けた全文英訳作業のスケジュール説明,及び編集WGメンバーの紹介が行われた.
      • 用語統一のための参考資料として,海岸用語集やCoastal Engineering Manualをあげている.
      • CD-ROM化,Webへの掲載等については検討中である.
    3. 土木学会認定技術者資格制度について
      (田中委員,資料:「土木学会認定技術者資格制度(2002年版)の特別上級技術者資格,上級技術者資格の各々の受験案内書・申込書」)

      • 土木学会認定技術者資格制度の進捗状況について説明された.
    4. 日本海洋工学会
      (勝井委員,資料:「日本海洋工学会会則」)

      • 旧海洋工学連絡会が「日本海洋工学会」として発足し,資料に基づいてその会則について説明された.
    5. 水環境から見た重点化研究の方向付けについて
      (三村委員,資料:「水力学・水理学専門委員会土木工学分野(環境面への貢献)」)

      • 資料に基づいて,西村顧問(日本学術会議会員)のご依頼事項に対して海岸工学委員会としての提案研究項目について説明された.
      • 追加分野として海洋環境,海洋構造,生態動向,総合的土砂管理における粒径のfactor等の意見が出され,提案書に含めることで検討することになった.
    6. 受託研究報告「宍道湖・中海水質生態系評価に関する業務委託」
      • 磯部幹事長より,海岸工学委員会沿岸生態系評価研究会より,受託研究報告として「宍道湖・中海水質生態系の評価に関する研究」の報告書が平成14年3月に提出されたことが報告された.
    7. その他

      • 櫻井委員(国土交通省)より,大蔵海岸の陥没事故調査に対する謝辞と,行政側の今後の対応方向について説明された.

    以上

    (文責:松見)