「第25回土木情報システムシンポジウム」の開催


開催日:2000年10月24日(火)・25日(水)  
                  参加申込締切日:2000年10月13日(金)
                    行事コード:E029
                       略称:25回土木情報シンポ

 第25回土木情報システムシンポジウムを下記により開催いたします。
今回は、「電算機利用に関するシンポジウム」から数えて25回目という節目のシンポジ
ウムです。この4半世紀の土木情報システムを振り返り、来る21世紀を展望したいと考
えています。多数のご参加をお願いします。

         記

1.主 催 : 土木学会(担当:土木情報システム委員会) 

2.期 日 : 2000年10月24日(火)・25日(水) の2日間 

3.場 所 : 中央大学駿河台記念館(東京都) [地図]

4.参加費 : 一般 2,000円、学生 1,000円(当日参加申込みの場合、受付でお支払い
       下さい)なお、当日、講演集・論文集を販売します(予価:5,000円)。

5.シンポジウムの内容:
 (1) 論文講演
 (2) システム機器等の展示
 (3) 特別講演
  35年の長きにわたり情報システムの開発・普及にたずさわってこられた野呂幸一氏
(JCC総研代表取締役)を講師に迎え、建設分野に関連したeビジネスやASP(Applica-
 tion Service Provider)関連の現状と展望について講演していただく予定です。
 (4) パネルディスカッション
 「これからの国土管理と空間情報技術」をテーマに、GIS、RS(リモート・センシング)、
  GPSなどの空間情報技術の最先端でご活躍の方々をパネラーに迎え、国土マネジメント
  と空間情報技術という視点から話題提供とディスカッションを行っていただく予定です。

 なお、プログラムの詳細については、FAXサービスでもご利用いただけます。

6.申込方法 : 例年通り、当日受付での参加申込みも可能ですが、受付の混雑緩和の
        ためにも、なるべく事前申込みをお願いします。事前申込みは学会誌綴
        じ込みの「本部行事参加申込書」に所定事項(特に行事コード番号)を
        明記の上、経理課宛FAXにてお申し込み下さい。申込書到着後、10日
        前後にて折り返し「参加券」をお送り致します。
  
7.申込締切日: 平成12年10月13日(金)(必着)締切日以降は当日受付にて参加申込み下さい。

8.申込に関してお願い:
 (1) 事前申込み後、やむを得ずキャンセルをされる場合は、必ず開催日の5日前(土・
  日・祝祭日を含まず)までに経理課宛ご連絡ください。ご連絡がない場合は、参加費
  を徴収させて頂きますので予めご了承ください。
 (2) 申込をされる前にご送金頂くことはトラブルの原因となりますので固くお断り致し
  ます。
 (3) テキストのみご希望の場合は、行事終了後に下記「内容問合せ先」までお問い合せ
  下さい。

9.内容問合せ先:土木学会事務局 研究事業課 飯野(email:minoru@jsce.or.jp)
          TEL 03-3355-3559/FAX 03-5379-0125
10.申込問合せ先:土木学会事務局経理課 п@03-3355-3436


第25回土木情報システムシンポジウムプログラム

  第T会場  .


第1日目 10月24日(火)
9:50〜 9:55    開会挨拶 土木情報システム委員会委員長 平田 義則
9:55〜10:00         −−休憩−−

セッションT−1 【情報の整備・活用(CALS/EC)】 司会:伊藤伸一郎(佐藤工業)

10:00〜10:20【査読】建設CALS/EC実証フィールド実験のためのデータ交換技術について

建設省近畿地方建設局 ○山本 一浩 熊本大学 小林 一郎、星野 裕司、緒方 正剛
10:20〜10:30    公共調達(電子入札等)実用化基盤システムの開発
日本建設情報総合センター ○西岡 誠治、児玉 直樹
10:30〜10:40    実証実験及びパブリックコメントによるCAD製図基準の検証
建設省土木研究所 ○光橋 尚司、大下 武志、青山 憲明
10:40〜10:50    道路に関わる情報の整備と活用
日本道路公団 ○高橋 広幸、山崎 元也、本郷 廷悦
10:50〜11:00    建設事業における電子野帳システムの現状と将来展望
建設省土木研究所 ○服部 達也、平下 浩文、江本 平 建設省土佐国道工事事務所 小松 修夫
11:00〜11:10    土木構造物のコスト縮減を目的とした知識管理に関する一考察
東京電力 ○下司 知夫、井上 直洋、大橋 裕寿、八幡 泰史
11:10〜11:30    質疑応答
11:30〜12:30         −−休憩−−

セッションT−2 【維持・補修】 司会:皆川  勝(武蔵工業大学)

12:30〜12:50【査読】情報技術(IT)援用による橋梁の目視検査支援システムの構築

東京大学 ○水野 裕介、阿部 雅人、藤野 陽三 BMC 阿部  允
12:50〜13:00    三次元モデルライブラリを利用した点検・補修履歴の管理システム
関西大学 ○石井由美子、三上 市藏、田中 成典
13:00〜13:10    携帯性を考慮した道路維持管理支援システムの改良について
パシフィックコンサルタンツ ○吉岡 正泰、町田  聡 北海道開発局 高橋 守人、森  一宏
13:10〜13:30    質疑応答
13:30〜13:40         −−休憩−−

セッションT−3 【教育・解析・技法(交通流)】 司会:五嶋 正明(パシフィックコンサルタンツ)

13:40〜14:00【査読】CAを用いた歩行シミュレーションモデルの構築

金沢大学 ○近田 康夫、城戸 隆良 西松建設 廣瀬 智士
14:00〜14:20【査読】交通流ペトリネットシミュレータの実用化システムの開発
金沢大学 ○木俣  昇 中央復建コンサルタンツ 白水 靖郎、岸野 啓一
14:20〜14:30    ミクロ交通シミュレータの開発(2)
日本電気マイコンテクノロジー ○薤沢 春彦、片谷 教孝
14:30〜14:50    質疑応答
14:50〜15:00         −−休憩−−

セッションT−4 【情報の整備・活用(DB)】 司会:三嶋 全弘(フジタ)

15:00〜15:20【査読】GISとCGの統合化システムによる都市の3次元モデルの自動生成とその活用

岐阜経済大学 ○杉原 健一 名古屋大学 ハンマード・アミン、林  良嗣
15:20〜15:30    電子文書展開システムの開発とISO9000/14000の電子化
三井建設 ○大津 慎一、佐田 達典
15:30〜15:40    イントラネットによる作業所情報の統合と交信
清水建設 ○長峯  洋、北尾 義典
15:40〜15:50    災害情報の共有化による土木施設の復旧支援活動の効率化について
建設省中部地方建設局 ○服部 一宏、寺川  陽、小林  武
15:50〜16:00    環境デザインの創造的活動を支援する画像データベースについて
大阪大学 ○草間 晴幸、井田 佳孝、笹田 剛史
16:00〜16:10    XMLのイントラネット土木技術情報データベースへの適用
東亜建設工業 ○石倉 正英、畑 久仁昭 松村組 山本 隆彦、大岩 忠男
16:10〜16:30    質疑応答

第2日目 10月25日(水)
セッションT−5 【情報の整備・活用(国土情報・GIS)】 司会:町田  聡(パシフィックコンサルタンツ)

9:30〜 9:50【査読】GISを用いた災害情報伝達のシミュレーション分析

群馬大学 ○桑沢 敬行、片田 敏孝、淺田 純作
9:50〜10:10【査読】国土調査情報を対象とした情報提供・管理システムの構築
東京理科大学 ○高井 正子、大林 成行、小島 尚人
10:10〜10:20    建設行政におけるリアルタイムデータのGISへの展開手法
建設省土木研究所 ○有江 健治、二階堂義則、金藤 康昭、倉田 亮一
10:20〜10:30    高分解能衛星を利用した災害復旧支援に関する考察
建設省土木研究所 ○水上 紀明、服部 達也、江本  平
10:30〜10:50    質疑応答

セッションT−6 【特別講演】 司会:楠  達夫(間組)

13:00〜14:00 「建設業とASP」 
       −EC(電子商取引)時代を迎えた建設会社の新しい情報化戦略−
             野呂 幸一 氏(JCC総研)
14:00〜14:15         −−休憩−−

セッションT−7 【パネルディスカッション】 司会:佐田 達典(三井建設)

14:15〜16:45  「これからの国土マネジメントと空間情報技術」
        座  長:柴崎 亮介 教授(東京大学)
        パネラー:岡田 憲夫 教授(京都大学防災研究所)
            :北誥 良平 氏(建設省土木研究所)
            :高田 知典 氏(三井建設)
            :町田 聡 氏(パシフィックコンサルタンツ)
            :小川 俊幸 氏(三菱総合研究所)
            :石見 正和 氏(日本建設情報総合センター)

16:45〜16:50    閉会挨拶 土木情報システム委員会副委員長 梅園 輝彦



  第U会場  .


第1日目 10月24日(火)
セッションU−1 【教育・解析・技法(水文・測量)】 司会:木村 裕喜(熊谷組)

10:00〜10:20【査読】写真測量技術を用いた2Dデジタル画像からの3Dモデル空間の創出に関する基礎研究

関西大学 ○北川 悦司、村木 広和、田中 成典、古田  均、野田  肇
10:20〜10:40【査読】GPSを用いた局所地域の天気短期予測システムの基礎研究
関西大学 ○内野 幸生、田中 成典、古田  均、広兼 道幸 三井建設 高田 知典、佐田 達典
10:40〜11:00【査読】実数値GAを用いた分布型水循環モデルパラメータの多目的最適化
東京都立大学 ○田村 孝廣、安藤 義久
11:00〜11:10    3次元レーザーミラースキャナーによる形状計測システムの精度検証
フィールドテック ○村山 盛行 三井建設 大津 慎一、佐田 達典 タクモ 清水 哲也
11:10〜11:30    質疑応答
11:30〜12:30         −−休憩−−

セッションU−2 【調査・計画・設計(1)】 司会:金  聲漢(日本技術開発)

12:30〜12:40    建設CALSを指向した橋梁設計業務プロセスの現状分析

ニュージェック ○保田 敬一 関西大学 三上 市藏 中央復建コンサルタンツ 阪本 幹己 建設技術研究所 神野 裕昭
12:40〜12:50    逆T式橋台の詳細設計業務におけるTo-beモデルの提案
日本工営 ○今井 龍一 関西大学 三上 市藏 ニュージェック 保田 敬一 日本技術開発 森川 陽介
12:50〜13:00    財政シミュレーション分析による地域基盤施設整備の投資効率・効果に関する研究
立命館大学 ○松本  剛、春名  攻、中岡 良文
13:00〜13:10    地方都市における大規模集客型農業施設開発事業構想方法の研究
立命館大学 ○杉左近昭太、春名  攻、馬場美智子、松山 洪文
13:10〜13:30    質疑応答
13:30〜13:40         −−休憩−−

セッションU−3 【調査・計画・設計(2)】 司会:田中 芳行(竹中土木)

13:40〜14:00【査読】XMLと事例ベース推論(CBR)による鋼構造接合部の設計生成システムの構築

室蘭工業大学 ○矢吹 信喜、宮島 良将、小室 雅人 スタンフォード大学 Kincho H. Law
14:00〜14:10    地中構造物の耐震解析統合システムの開発事例
富士通エフ・アイ・ピー ○中川 忠直、牧  秀彦、本城 稔洋、西田  海
14:10〜14:20    複合化による施設魅力と集客力の向上を考慮したスポーツ施設の開発構想方法論
立命館大学 ○石島 良祐、春名  攻、馬場美智子、豊島 尚泰
14:20〜14:40    質疑応答
14:40〜15:00         −−休憩−−

セッションU−4 【教育・解析・技法(構造解析)】 司会:吉清  孝(鹿島建設)

15:00〜15:20【査読】知的エージェントを用いた構造工学CAIシステムの構築に関する研究

室蘭工業大学 ○矢吹 信喜、古川 将也、松岡 健一 大林組 飛田 昌良
15:20〜15:40【査読】インターネット並列ハイブリッド実験システムの開発
大阪市立大学 ○岸本 吉弘、北田 俊行、山口 隆司 住友建設 鈴鹿 良和 京都大学 渡邊 英一、永田 和寿、杉浦 邦征
15:40〜15:50    入力プログラム群の自動生成によるLTPPデータの全容解析
北海道大学 ○上島  壯
15:50〜16:00    地盤・構造物連成系2次元液状化解析を用いた杭基礎に関する検討
CRC総合研究所 ○馬渕 倉一、泉  和伸、澤田 繁樹
16:00〜16:10    FEM解析における要素高速自動分割法
八戸工業高等専門学校 ○杉田 尚男 横河技術情報 市ノ渡 剛 長岡技術科学大学 鳥居 邦夫
16:10〜16:30    質疑応答


  第V会場  .

第2日目 10月25日(水)
セッションV−1 【展示】 司会:安井 勝俊(大林組)

11:00〜11:15    建設CALS/ECに対応した情報共有システムの開発

東京電力 ○八幡 泰史、山中 俊幸、井上 直洋
11:15〜11:30    WWW統合データ管理GIS
横河技術情報 ○浪川 良春、老  和久
11:30〜11:45    国際標準に基づいたCAD図面データ交換フォーマットの開発
建設技術研究所 ○上山  晃 関西大学 田中 成典 日本建設情報総合センター 西岡 誠治、石見 正和
11:45〜11:50    デモンストレーション
11:50〜11:55    デモンストレーション
11:55〜12:15    質疑応答

第V会場では、上記セッション時間以外は第1日目、第2日目とも、 展示・デモンストレーションを自由にご覧いただけます