土木学会
情報利用技術委員会


委員会内規

運営細則



平成20年6月改定


土木学会
<改定版>
情報利用技術委員会
 
委員会内規

 (目的)
 第1条 情報利用技術委員会(以下、委員会という)は土木学会の目的に従い、土木工学
     の分野で取り扱われている各種の情報利用技術に関する課題の研究、調査および
     これらの推進を行い、もって、土木界における情報の有効な利用を図ることを目
     的とする。

 (事業)
 第2条 委員会は上記の目的達成のために次の事業を行う。
  (1)土木分野における情報利用技術に関する調査・研究
  (2)土木分野における情報利用技術に関する研究実績および資料の収集・発表
  (3)土木分野における情報利用技術に関する刊行物の企画・編集
  (4)講演会、講習会、シンポジウム、研修会、見学会の開催
  (5)土木分野における情報利用技術に関する国内および国外の学協会との研究連携
  (6)その他、目的達成のために必要な事業

 (存続期間)
 第3条 存続期間は土木学会委員会規程 第2条によるものとする。

 (構成)
 第4条 委員会の組織は、以下のとおりとする。
  (1)委員会に、下部組織として、幹事会、小委員会をおく。また、必要に応じて、
     最大2年の期限を附した特別小委員会を設置できるものとする。
  (2) 小委員会等の設置は、土木学会委員会規程 第6条(小委員会等)による。
  2. 委員会組織の構成員は、以下のとおりとする。
  (1)委員会組織に属する構成員を委員とよぶ。
  (2)委員会は、委員長1名と常任委員50名程度により構成する。
  (3)委員会には、必要に応じ、委員長を補佐して小委員会の活動を側面から支援する
     ために、副委員長をおくことができる。
  (4)幹事会は、幹事長1名と幹事6名程度により構成する。
  (5)小委員会(特別小委員会を含む)は、小委員会委員長(以下「小委員長」と
     いう)1名と小委員会委員最大80名程度により構成する。
  (6)各組織の構成員は、兼務可能とする。
  (7)委員会に、顧問をおく。顧問は、委員会の活動に対し、助言を行う。

 (委員長・委員等の選出方法と任期)
 第5条 委員長の選出方法・任期は、以下のとおりとする。
  (1)委員長候補者は、常任委員の互選により選出する。
  (2)委員長は、委員会が委員長候補者を理事会に諮り、理事会の承認に基づき会長が
     委嘱する。
  (3)委員長の任期は1期2年とし、重任しないものとする。
  (4)委員長の任期の区切りは、原則として通常総会とする。
  (5)任期終了後、新しい委員長が決定されるまでの間は、前任委員長が委員長の職務
     を継続して行うこととする。
  2. 委員長以外の委員等の選出方法・任期は、以下のとおりとする。
  (1)副委員長、常任委員、幹事長および小委員長の選出は、委員長の推薦または公募
     によることとし、本会議の承認を得て会長が委嘱する。
  (2)幹事の選出は、幹事長の推薦または公募によることとし、運営会議の承認を得て
     会長が委嘱する。
  (3)小委員会委員の選出は、小委員長の推薦または公募によることとし、運営会議の
     承認を得て会長が委嘱する。
  (4)顧問の選出は、委員会の発展に多大の貢献をした者の中から委員長が推薦し、
     本会議の承認を得て会長が委嘱する。
  (5)委員長以外の委員(副委員長、常任委員、顧問、幹事長、幹事、小委員長、小委
     員会委員)の任期は1期2年とし、重任は妨げない。ただし、幹事長、小委員長
     の重任は2期までとする。また、幹事は、幹事長の交代にあわせて、少なくとも
     その半数を改選する。
  (6)委員の任期の区切りは、原則として通常総会とする。
  (7)任期途中で委員を交代する場合、後任委員の任期は前任委員の残余期間とする。

 (運営)
 
第6条 委員会の運営は、以下のとおりとする。
  (1)委員会の最上位の会議を本会議とよぶ。
  (2)本会議は、委員長が招集する。
  (3)本会議は、委員長、副委員長、常任委員、幹事長および小委員長で構成する。
     ただし、委員長は、必要に応じて、本会議の議案審議に必要な者を出席させる
     ことができる。
  (4)本会議は年2回(原則として、6月、10月)開催とする。ただし、必要に応じ
     て、臨時本会議を開催することができる。
  (5)委員長は、必要に応じて、文書をもって本会議構成員の意見を徴し、本会議の
     開催に代えることができる。この場合、委員長は、その結果を本会議構成員に
     通知しなければならない。
  (6)顧問は本会議に出席できる。
  (7)委員会の運営に関わる事項を検討する会議を運営会議とよぶ。
  (8)運営会議は、幹事長が招集する。
  (9)運営会議は、委員長、副委員長、幹事長、小委員長および幹事で構成する。
     ただし、幹事長は、必要に応じて、運営会議の議案審議に必要な者を出席させる
     ことができる。
  (10)運営会議は年4回(原則として、7月、9月、1月、4月)開催とする。ただ
     し、必要に応じて、臨時運営会議を開催することができる。
  (11)幹事長は、必要に応じて、文書をもって運営会議構成員の意見を徴し、運営会議
     の開催に代えることができる。この場合、幹事長は、その結果を運営会議構成員
     に通知しなければならない。
  (12)常任委員は運営会議に出席できる。
  (13)ここに定める以外の運営については、「情報利用技術委員会運営細則」による。
  2. 委員長は、定められた時期に、土木学会委員会規程 第9条(平成17年6月21日
     改正)の規定およびJSCE2005に基づく各部門自己評価を反映した翌年度の「事業
     計画および予算」を作成し、部門担当理事を経て会長に提出する。
  3. 委員長は、当該年度終了後速やかに、土木学会委員会規程 第10条(平成17年
     6月21日改正)の規定およびJSCE2005に基づく各部門自己評価を含めて「事業報
     告」を作成し、部門担当理事を経て会長に報告する。
  4. 委員会は、土木学会委員会規程 第8条(平成17年6月21日改正)の規定に従っ
     て、事業の成果を理事会に報告するとともに、会員等に公表する。

 (事務局の支援)
 
第7条 本委員会の担当事務局は研究事業課とし、事務局の支援内容は『JSCE2000 7.2.3
     事務処理の支援範囲の明確化』に基づいて事務処理を行うこととする。

 (内規の変更)
 第8条 本内規の変更は、理事会の承認により行う。

 

 附則

  (1)本内規は、委員会の機構改革に伴い、「土木学会情報利用技術委員会内規(平成
     18年6月改定版)」を変更したものである。
  (2)本内規は、平成20年6月16日から施行する。



土木学会
<改定版>
情報利用技術委員会
 
運営細則

 1.目的
  
本細則は土木学会情報利用技術委員会の円滑な運営を行うための指針として活用する。

 2.委員会の対外的活動
  (1)土木学会本体や他委員会、国外を含む他学会・機関との連携・問い合わせなど、
     委員会の対外的な課題に対しては、委員長、副委員長、幹事長および前任委員長
     が相談の上、その方針を決定する。
  (2)上記に対し、委員会としての対応を行うにあたり、委員会内の適切な組織に対し
     て明確な指示を行う。なお、とりまとめは幹事長が行う。

 3.幹事会
  3.1 組織および構成員
   
「土木学会情報利用技術委員会内規」(以下「内規」という)に定めのない組織・
   構成員は、以下とする。
  (1)幹事会には、必要に応じ、幹事長を補佐して小委員会間の調整等を行うために、
     副幹事長をおくことができる。
  (2)副幹事長の選出は、幹事の中から幹事長の推薦または幹事の互選によることと
     し、会長が委嘱する。
  (3)副幹事長の任期は、「内規」に定める幹事の任期に準じる。
  (4)幹事会には、必要に応じ、課題解決のための分科会(以下「幹事会分科会」と
     表記する)を複数設置することができる。

  3.2 活動内容および役割
   幹事会は、委員会の目的達成に向けた施策を立案・推進し、委員会活動全般の円滑な
   進展を主導する。
  (1)委員会の中長期的な活動方針、計画の立案・推進
  (2)小委員会活動の方向性の確認および小委員会間の調整(副委員長と連携)
  (3)新規研究テーマの発掘および研究組織の編成
  (4)委員会の広報(ホームページの作成・運用管理を含む)
  (5)学会提出資料の作成
  (6)土木学会技術開発賞候補の推薦(論文編集小委員会を支援)
  (7)本会議、運営会議の運営(本会議には事務局として出席)
  (8)会議における審議資料の作成
  (9)委員会予算の管理
  (10)その他、委員会の活動方針に合致した事項

  3.3 運営
   幹事会の運営は、以下を除いて幹事長に一任する。
  (1)幹事会の最上位の会議を幹事会議とよぶ。
  (2)幹事長は、本会議ならびに運営会議において、その活動状況について報告する。
  (3)幹事会分科会の設置および改廃は、運営会議で取り扱う。

 4.幹事会分科会

  4.1 組織および構成員
  
(1)幹事会分科会は、主査1名とメンバー4名程度で構成する。主査およびメンバ
     ーは、幹事長が常任委員および幹事の中から選出し、分科会としての委嘱は行わ
     ない。
  (2)幹事会分科会の主査およびメンバーの任期は、当該分科会の任務完了までと
     する。

  4.2 活動内容および役割
  
(1)幹事会分科会は、幹事会より付託された課題に対して検討を行い、指定の期日
     までに幹事長に答申する。

  4.3 運営
  
(1)幹事会分科会の運営は、分科会主査に一任する。

 5.小委員会
  小委員会には、委員会運営に深く関与し常設される小委員会(行事企画小委員会、論文
  編集小委員会)と期間を限って研究活動を行う研究小委員会がある。

  5.1 組織および構成員
  (1)小委員会には、必要に応じ、小委員長を補佐して分科会間の調整を行うために、
     小委員会副委員長(以下「副小委員長」という)をおくことができる。
  (2)副小委員長の選出は、小委員長の推薦または小委員会委員の互選によることと
     し、会長が委嘱する。
  (3)副小委員長の任期は、「内規」に定める小委員会委員の任期に準じる。
  (4)小委員会には、必要に応じ、活動を系統的・効率的に進めるために、分科会
     (以下、「小委員会分科会」と表記する)を設けることができる。
  (5)小委員会分科会メンバーは、小委員会委員とする。
  (6)小委員会分科会には、主査1名をおく。主査の選出は、小委員長の推薦または
     分科会メンバーの互選によることとし、会長が委嘱する。

  5.2 活動内容および役割
   5.2.1 行事企画小委員会
  (1)委員会主催行事の企画・運営
    @情報利用技術シンポジウム
    A講演会、講習会、セミナー、見学会等
  (2)小委員会主催行事の支援
  (3)土木学会全国大会等の他機関主催行事への参加検討・企画・運営
  (4)行事に関する広報活動

   5.2.2 論文編集小委員会
  (1)論文の審査と論文集・講演集の編集・発行
  (2)研究成果の電子化に関する検討・実施
  (3)土木学会賞(論文賞、論文奨励賞および技術開発賞)候補の推薦
  (4)学術資料の収集、発行についての検討・実施

   5.2.3 研究小委員会
  (1)委員会より付託されたテーマに関する研究
  (2)講習会の企画・運営
  (3)委員会ホームページ等を利用した情報発信
  (4)その他、小委員会の活動方針に合致した事項

  5.3 運営
  
小委員会の運営は、以下を除いて小委員長に一任する。
  (1)小委員会は、小委員長の任期にあわせた期間を活動の単位とする。
  (2)小委員会の最上位の会議を小委員会議とよぶ。
  (3)小委員長は、本会議ならびに運営会議において、その活動状況について報告
     する。
  (4)小委員会分科会の設置および改廃は、運営会議で取り扱う。

 6.その他
  (1)本細則に定めのない事項については運営会議で討議して決める。
  (2)本細則は「情報利用技術委員会内規」の変更に合わせて、「情報利用技術委員会
     幹事会運営細則」「情報利用技術委員会小委員会運営細則」を統合・整理したも
     のである。
  (3)本細則は平成20年6月16日より施行する。


土木学会 情報利用技術委員会 委員会内規 (PDF版)

土木学会 情報利用技術委員会 運営細則  (PDF版)