関東の土木遺産 関東の土木遺産
土木遺産の概要 施設位置図 施設一覧
   
千葉県南房総市
はし
めがね橋
平成17年度認定(2005年)
 埼老朽化に加えて第二次大戦中には戦車が通るなど損傷が著しかったので、昭和52年に一部石材が取り替えられるなど、改変が加えられているとは言え、基本的には明治21年竣工時の規模・形式をよく維持しており県下では数少ない石造構造物である。
 橋としての形態にも優れ、県内には例のない大変貴重なものであることはもちろん、全国的に見ても三連のめがね橋は少なく関東ではこの橋だけである。また、長尾村民の寄付により工費を調達するなどの地域の歴史と深く結びついている。
 さらに、大正6年(1917年)の長尾川の大洪水、大正12年(1923年)の関東大震災にも耐え、構造的にも優れた頑丈な橋である。

めがね橋
所在地: 千葉県南房総市
竣工年: 明治21年
構造形式等: 石積みアーチ工法の三連橋
授賞理由:
三連の石積み上路アーチ橋は関東ではこの橋だけであり、竣工当時の規模・形式がよく維持保存されている。
管理者: 千葉県南房総市
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